私は、6年生の4月に横浜から西宮へ転校してきました。この辺りのことはあまり知りませんでしたが、父が浜学園に通っていたので、軽い気持ちで見学することにしました。しかし、そこで受けた授業は私の想像を遥かに超えて難しく、衝撃を受けました。同時に、私の中で決心がつき、「いつかこのクラスで復習テストのベストにのってやる!」と思うようになりました。
それからすぐに塾へ入り、勉強をしましたが、良い成績は取れずにクラス落ちしてしまいました。とても悔しかったです。もう「転校生だから」という言い訳もできません。そこで自分の一日のスケジュールを見返すと、自分が作ったスケジュールを上手くこなせていないことに気が付きました。母と相談し、1時間の集中勉強に10分の休憩という風に組み直しました。すると今まで時間がなく手をつけられなかった算数のC問題を解いたり、テスト直しをしたりする余裕が生まれました。
そして夏休みを終え、ついに元のクラスに戻ることができました。初めのあの衝撃とは違い、その頃には得意科目の理科や算数で1位を取る事ができましたが、国語ではベストにのるものの1位になることはありませんでした。そこで国語でも1位になろうと努力しました。苦手な記号問題のコツを父に聞いてみると、「記述問題だと思って頭の中で記述してからそれと合う記号を選ぶといいよ」と答えてくれました。そして浜学園マスターコース最後の国語の復習テストでついに1位になることが出来ました。目標を持つことは大切と聞いていましたが、確かにその通りだと思いました。
このように、私が目標を持って第一志望合格まで頑張ってこられたのも、両親や先生、クラスの友達がいてくれたからです。皆さん本当にありがとうございました。