(はじめに)私はこの春、第一志望の神戸大学附属中等教育学校に合格することができました。しかし、あまり意識して勉強していなかった期間が長く、成績はなかなか安定しませんでした。そんな私がようやく本気で勉強をし始めたのは6年生の夏頃からでした。そのきっかけは、自由な校風に惹かれ志望校を神大附属に決めたことです。夏期講習前のことでした。ここからは夏~当日までの話を順に話していきます。
(夏~秋)夏期講習中は夜以外はずっと塾で勉強をし、夜も寝るまではずっと勉強をしていました。夏期講習中の頑張りのおかげで秋にとても成績が上がりましたが、そこで油断せずに平日は4~5時間、休日は8~10時間勉強をしていました。また10月頃から過去問も解き始めました。その努力のおかげで11月にはVクラスに上がることができました。
(冬)マスターコースがあった時は過去問と日曜志望校別特訓とマスターコースの宿題をこなすのがとても大変でした。しかし、先生方がやらなくていいところなどを教えてくれたおかげでなんとかこなすことができました。また休日にはときどき入試の予行練習を行い、本番に少しでも落ち着けるようにしていました。入試直前特訓は気合いを持って臨むことができましたが、2日目にコロナに感染してしまい入試直前特訓PART1は1回目の授業を除きすべての授業に行けなくなってしまいました。しかも高熱が4日間続き、めまいもひどかったため4日間勉強できない日が続きました。「今もライバル達は勉強している」と思うと、とても不安になりました。でも、お世話係さんが励ましてくれたおかげで、回復してから入試まで努力し続けることができました。そして迎えた入試本番。須磨学園の1回目に落ち2,3回目もギリギリAコース合格だったので、須磨学園の試験が終わってから前日までは油断せずに毎日過去問を解いて試験に臨みました。試験会場に着いてからは何度もパニックになりかけましたが、今まで先生方が私にかけてくださった言葉を思い出して、一度深呼吸をしてから記入することによって落ち着いて問題を解くことができました。
(最後に)私が神大附属に合格することができたのはいつも応援し、支えてくれた友達や家族、浜学園の先生方やお世話係さん、事務の方々のおかげです。本当にありがとうございました。そして志望校に合格するために努力しているみなさん、これからたくさん不安になることや悔しい思いをすることがあると思います。けれど、それを乗り越えることができれば必ず成長することができます。入試の日に今までやってきたから大丈夫だと思えるように毎日コツコツと、適度な休憩を入れながら頑張ってください。応援しております。