僕が淳心学院中学校を志望した理由は、男子校であり伝統を守り続け、なにより自転車で通学できるからです。
浜学園へは親の薦めで入塾しました。授業はとても楽しみでしたが、宿題は嫌いで公開学力テストの成績も右肩上がりとはいかず、やる気もなかなか出ない日々を送っていました。正直に言ってしまうと、ただ大好きな授業を受けていただけで満足していたということです。
僕は淳心後期で合格しましたが、前期A・Bは不合格で、今まで経験したことの無い絶望感を味わいました。その日の晩、アドバイザーの先生が電話をかけてきてくれたのですが、とても申し訳ないと思い、電話に出ることができませんでした。そんな僕に、「明日(後期当日)教室に来るように」という伝言を残してくれました。その日は何も手につかず、翌日になって「絶対に合格してやるぞ!」という思いで教室へ行きました。過去一番、集中して勉強ができたと思います。やれることはやったと思い午後からの試験会場に向かいました。
合格発表当日、自分の受験番号があったとき、今まで応援してくれた方々への感謝の気持ちがわき上がりました。
思い出してみれば、岡山白陵中学校合格から気が抜けてしまい、集中力が途切れたことも不合格を出してしまった要因だと思います。「あのときこうしておけば…」とはあまり言いたくないのですが、宿題をしない時期が長く続き、成績も悪く何度も諦めかけていました。今ではあの時、与えられたことを真面目にしていれば…と感じています。
第一志望に合格できたのは今まで僕のことを応援してくれた、家族、事務の先生方、講師の先生方、そしてアドバイザーの先生のおかげです。今まで本当にありがとうございました。