ぼくが入塾したのは5年生の4月だった。Hクラスで入塾した。その頃は勉強をしているのに公開学力テストも復習テストも悪かった。それは勉強量が少ないからではなく、集中力がなかったからだと思う。そして入塾から4ヶ月くらい経ち浜学園の生活に慣れてきた頃、復習テストが良くなってきた。しかし公開学力テストは上がらなかった。ぼくがその頃やっていたことは宿題とテストの見直しだった。わからない問題に対して納得するまで考えたが、「理解できない問題を先生に質問をする」ということを選択肢に入れず諦めていた。今考えるとそれが成績不振につながっていたと思う。それに気がついた後、10月のクラス替えでやっとSクラスに上がることができた。公開学力テストは一時的に上がったけれど、気が緩んでしまった瞬間にすぐに点数も下がってしまった。なんとかSクラスのまま6年生になり、日曜錬成特訓が始まった。宿題が追いつかない時もあったけれど、できるだけ解いて浜ノートを提出していた。少しでもアドバイスがもらえるからだ。また、宿題を少しでもこなしたかったので睡眠時間や休憩の時間を減らした。その時の睡眠時間は8時間から9時間で休憩の時間は3時間から3時間30分だった。するとぼくはVSSクラスに上がることができた。しかし油断をしたので再び下がってしまった。もう一度リベンジして、Sクラスに戻ることができた。ぼくが志望校を決めたのは12月下旬の須磨・白陵コース2組にいた頃だ。いい点数もあまりとれず、しんどくてなかなかやる気になれない時もあったが、あと何日か頑張れば友達と遊べると毎日カウントダウンをすることで、ぼくはやる気になって勉強を頑張れた。そして志望校に合格することができた。