僕は本当に受験前まで合格できるような基準の偏差値を取ることが出来ませんでした。過去問を解こうにもほとんど解くことが出来ないでいて、6年生の11月頃まで全く過去問に手をつけないでいました。
そして12月の初めに履正社のプレテストを受けました。ところが今までに過去問をしていなかったのでとても痛い目にあいました。そして、そのプレテストの成績表を持って教育相談に行きました。そこで先生から「過去問をやらずに受けたらそうなりますね」と言われてしまいました。そしてその言葉を言われてから真面目に過去問に取り組むようになりました。しかし僕は算数が特に苦手で過去問を解き始めても分からない問題が大半でした。そこで面談をしてくれた先生に「わからない問題があれば持って来て」と言われていたのを思い出しました。なので僕はわからない問題があればすぐに先生の所へ質問をしに行きました。ですがあまりにも持って行く量が多すぎて、どんどん溜まっていきました。しかし先生は最後の最後まで見捨てたりせずに、授業が終わってからも居残りで過去問を教えてくれました。すると、今まで全くわからなかった過去問が少しずつですが解けるようになりました。そして過去問を繰り返して、合計8年分を3回ずつやりました。そして「これだけやったのだから、もし落ちても悔いはない」という思いで受験に挑みました。
受験会場には、たくさんの過去問を教えてくれた先生が応援に来てくれていて安心することが出来ました。合格発表で自分の番号を見つけた時は「苦しかったけど、今までやってきて本当に良かった」と心から思うことが出来ました。とても大変な道のりでしたが、先生たちのおかげで合格することが出来ました。
そして、これから頑張る皆さんに言いたいことがあります。僕は合格する見込みがありませんでした。僕はそこで先生を頼りました。先生は合格する見込みがない生徒を合格まで押し上げてくれました。ですから皆さんも、分からないことがあっても質問に行けば先生が必ず解決してくれるはずです。そして、先生の力を借りながら自分の力を信じて最後の最後までやり切って下さい。