私は、浜学園における受験勉強で、あまり後悔した事はない。しかし、一つ後悔したことは、低学年から浜に行っておかなかった事だ。2017年1月、私は浜の入塾テストを受けた。そこそこ出来たと思っていたのに、結果はケアレスミスを連発しぐたぐたで、なんとか一番下のクラスにすべりこめたものの、あまりの結果にショックで頭の中が真っ白になった。そして初めて受けた浜の授業(確か理科の《天体Ⅰ》だった)。目からうろこが落ちたような気がした。軽快なテンポで授業が進み、かつ重くて深い内容をしっかりとさらっている。50分はあっという間だった。目の前の授業が楽しくて、どんどん進んだ。先生のアドバイスに従って勉強すると、成績はどんどんのびた。平均偏差値は52.8から最高63までのび(!)特に国語は芽が出たのか2月の53.6から最高6月の79.8までのびた(!!)。国語は、先生に解答の作り方を教えていただいた事がのびた要因だと思う。春期講習や夏期講習のテキストも、とてもよく作り込まれていて、弱点がなくなるまでくり返すことができた。惜しむらくは、日曜錬成特訓や日曜志望校別特訓、最レなどの講座をあまり取っていなかったことだ…(これが後々ボディブローみたいにじわじわ効いてくるのだ)。4月からS2に上がり、6月からS1に上がり、ととんとん拍子に上がり、とうとうVクラスに来てしまった(!!!)。しかし、Vは想像以上だった。国語と理科はなんとかなるものの、算数は今までやっていなかったツケが全て回ってきた。先生に質問しても、焼け石に水。ここで私は、低学年から浜に行っていなかったことを本当に後悔した。先生にアドバイスを頂き、B問題を№1からくり返し、基礎をはじめからくり返し復習したが、それにいたるまでに偏差値は急降下(11~12月)。4年から通えばよかった…。そして迎えた入試本番。まず高槻中学に合格を頂き、第一志望の附属池田へ。前日に激励の電話をいただき、勇気づけられて一次試験は合格。それから浜の対策講座(二次)に行き(浜は便利だ)、二次も合格!!!うれしさでひざから崩れ落ちそうになった。感謝があふれてきた。泣けてきた。