私は新小6の授業が始まる2月に浜学園に入りました。また、私は社会が苦手だったので、国算理の3教科受験に絞って受験勉強を始めました。今となっては、これが大きな失敗だったと思います。
入塾した当初は、Hクラスからのスタートでしたが、2月・3月は、公開学力テストも悪くなく、私は須磨学園を目標として、合格に向けて日々勉強をしました。宿題は多くて難しく、全部を理解するのも大変でしたが、4月以降はSクラスに上がることができました。しかし、春休みを過ぎた5月頃には、徐々に成績が落ちてくるようになり、7月から始まる日曜志望校別特訓や夏期講習では、女子最難関中コースを受けることができず、とてもくやしい思いをしました。
それでも、私は落ち込まずに気持ちを切り替えて、同志社女子中学校のワイルド・ローヴァー(WR)コースを目指し、ものすごく大変だった夏休みを乗り切りました。それも、楽しく授業をしてくれた先生がいたり、まわりの人と一緒に頑張ったからだと思います。私は何としても合格したかったので、夏休みが終わる頃から過去問も解き始めました。
9月以降は、西宮教室には同志社系のクラスはなく、同じレベルのコースで頑張っていました。私は、特に算数の図形や文章題、場合の数の問題が苦手ですごく苦しみましたが、日曜志望校別特訓などで何度も繰り返し勉強する中で少しずつ理解できるようになっていきました。
すると、過去問の点数も少しずつ良くなり、いくつかの年では、算数で100点を取れるようになりました。それでも、国語や理科の点数にばらつきがあり、前期日程でWRコースに合格する確率は50%くらいでした。後期日程では、リベラル・アーツ(LA)コースに合格するのがやっとといった実力でした。
12月の後半になり、入試直前特訓が始まると、四条烏丸教室まで通い、同志社・立命館中コースで頑張ることにしました。通塾時間がこれまでの20分から1時間以上に増えて移動も大変でしたが、合格したら4月から通学するコースと一緒だと思うと、自然と頑張れました。入試の直前までに、過去問は10年分をやり通しました。
もうやれることはやり切ったと思い、本番に臨みましたが、入試で大きな衝撃を受ける出来事がありました。それは、理科の問題に、水俣病などがでてきたのです!社会の問題です!先生、びっくり!でも、冷静になって思い返し、塾ではやっていなくても、学校ではやっていました。ただ、覚えていたと思ったのに、焦って答えが正しく書けませんでした。このときに社会を捨てたことをすごく後悔しました。
結果、WRコースには落ちてしまいましたが、前期も後期も両方ともLAコースには合格することができたので、今までさまざまな場面で支えてくださった浜学園の先生方や、事務の方々、家族に感謝しています。次に受験を迎える皆さんは、私のような失敗を繰り返さないように、苦手なところもしっかりとやっていき、合格を勝ち取ってください。