私は小学校2年生のときから浜学園に通っていました。最初は、兄を追い越すため、という気持ちで勉強していましたが、学年が上がるにつれてやる気が薄れていき、塾に通っていない人のように遊びたいと思うようになり、成績がだんだんと下がっていってしまいました。
しかし、4・5年生のときに大好きだったおじいちゃんを亡くした際、お医者さんがどうにか救おうと手を尽くしてくれたことがうれしくて、かっこいいなと思う気持ちと、また一緒に家で過ごせなくなってしまった、もう会えないという悲しい気持ちを、他の人たちにしてほしくないという気持ちがあり、私は将来医者になると決めました。私が目指せる学校で、医学のことを詳しく学べる大谷の医進コースを選びました。プレテストの結果はいい方でしたが、医進コースの判定では五分五分だと言われていました。両親と、本当に医進コースでいいのか話し合いました。両親は私の将来医者になりたい気持ちを考え、第一志望を医進コースにしてくれました。
本番では、あまり緊張せずに落ち着いて問題を解くことができました。そして合格し、私はこの春、大谷中学校の医進コースに進学することになりました。
私は浜学園で、勉強の楽しさ・大切さを主に学べたと思います。アドバイザーの先生やたくさんの先生、家族にもたくさんほめてもらいました。今もまだ勉強する習慣が身についています。私は、医者になるという道を歩くのに支えてくれた、先生方・アドバイザーの先生、両親に感謝しています。また、アドバイザーの先生に言われた、合格したことは目的の一つだから気を緩めすぎないようにということを、頭の中に入れて、医者になるという大きな目標を達成できるように一歩ずつ私なりの人生を進んでいきたいと思います。そのために今までの経験をしっかり生かして、中学校や高校でも勉強や部活を一生懸命がんばっていきたいと思います。