私は、奈良女子大学附属小学校に通っていた。そのため外部受験よりハードルは低いものの、奈良女子大学附属中等教育学校に入学することは決して甘くないということは理解していた。
私は5年生のころ、浜学園に行くことが億劫になってしまったことがある。そこから浜学園には行かずWebを観て勉強を進めていた。だが、夏期講習は浜学園に行った。しばらくの間、全然浜学園に行っていないし、浜学園での人付き合いを通しての勉強も不安だった。しかし、先生方はみんなやさしくて「いつでも浜にもどっておいで」と言ってくださり、浜学園に通っての勉強にもどることができた。
6年生になり過去問を解いていく時期になり、私は算数の問題で問われる記述が苦手ということがわかった。今さら気づいたって遅いんじゃないかと思っていたが、先生が記述を書く時のアドバイスを丁寧に、そして親切に教えてくださった。その中で印象に残っていたのは「国語だと思って文章を書いたらいいよ」ということだった。たしかに教科はちがって答え方もちがうが、問題を見て記述して答えるというところが一緒だからだ。そう思うと苦手だった算数も面白く感じられるようになった。それは浜学園に入塾した時の私の算数ぎらいから成長したことでもあると思う。
私の受験の日は12月23日だった。その日に近づくごとに「あなたならできる」とものすごく応援してもらった。合格発表後に浜学園に電話した時に「さすが」とか「おめでとう」とものすごくほめてもらったうれしさは忘れられない一生の思い出だ。
浜学園はものすごく親切だし、また人に親切にできたり個性を大切にできるところだ。そんな「浜学園」に感謝を伝えたい。4年生からの3年間、本当にありがとうございました。