私は、5年生から浜学園に通い始め、H2クラスからスタートしました。スポーツ優先で、理科をWeb、他の科目を教室で受講しました。今まで、塾に通ったことがなかった私は、塾がどのようなものかわからないので、楽しみでしかありませんでした。通い始めた頃は、「受験」というものを意識していませんでした。最初の頃は、適当に宿題をやっていたので、復習テストであまり良い点数を取ることが出来ませんでした。しかし、周りのライバル達は丁寧に宿題をして、復習テストで良い点数を取っていたので、丁寧に宿題をすることなら自分も出来る!と思い始めました。私のように通塾経験がない人は、まずは塾のテキストや勉強の仕方に慣れることが大事だと思います。その次に自分にあった勉強のやり方を探すことが必要です。
そして、6年生の3月から5月に新型コロナウイルスの影響で浜学園は休みになりました。この約3ヶ月間は、”たくさん勉強出来るチャンス”だと思いました。私は、国語が苦手だったので、この期間で強化しようと考えました。毎日、浜学園のテキストを音読し、わからない言葉の意味を調べました。算数は苦手な分野の演習教材やそれまでの公開学力テストを解き直しました。理科も算数と同じく、苦手分野の強化に努めました。社会は、資料集を毎日見て知識を確認しつつ、公開学力テストを解き直しました。そして休校明けの公開学力テストでは、4科目の合計で自己ベストを出すことができました。この休校期間の成果が出たのだと思います。受験の1か月前、今の自分で合格できるのかと半ばあきらめかけましたが、ここであきらめたら今までやってきたことが無駄になる!と自分の心に火がつきました。
受験当日は、座席に着くまで緊張しましたが、みんなより自分の方ができるはず、と思い、緊張をほぐしました。そして翌日、合格発表があり、合格、と書いてある文字を見つけて、とても安心しました。それまでにやってきたことの中に、無駄なことは一つもないと思います。
最後に、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年とは違い、大変な年でした。そのような中、私を合格に導いて下さった先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。4月から勉強に部活に、楽しんで過ごしたいと思います。