私が浜学園に入塾したのは、小6マスターコースが始まった頃でした。それから、1年という短い間受験勉強に励み、神戸海星と須磨学園Bコースに合格できました。私が1年の間に行った努力について話します。私は入塾した頃、Hクラスでした。周りはずっと前から浜学園にいた子ばかりで、最初はおいつくのに必死でした。2月の公開学力テストでは、3科全体の偏差値が43で算数に関しては40でした。でも、それから日々宿題をこなしていくうちに、徐々に成績は伸び、6月にSクラスへ上がることができました。しかし、算数と理科に関しては偏差値が50からなかなか伸びず、「どうすればいいのだろう」といつも悩んでいました。そんな憂鬱な気持ちのまま夏期講習を迎えましたが、授業内容は小6から入った私にとっては初めてのものが多く、算数は特に苦労しました。でもどんなに置いていかれそうになっても、理解するまで諦めませんでした。例えば場合の数では、「どうしてこの式になるのだろう」「どうしてここをかけ算するのだろう」と根本的な部分から考え、宿題に取り組みました。そうして基礎固めをしていった結果、秋の公開学力テストから算数の偏差値が55、56、58と上がっていきました。理科も少しずつ伸びていき、12月の公開学力テストでは3科全体で偏差値59をとることができました。そして、入試直前特訓では日曜志望校別特訓と同じくL須磨・高槻コースを受講し、PART2では1組へ上がりました。しかし、体調不良で欠席した日が多かったため、テストではなかなかいい点がとれず焦っていました。そのまま不安や焦りは増え続け、受験本番を迎えました。神戸海星も須磨も不安な気持ちのまま受けました。特に須磨に関しては全く分からない問題がいくつもあり、戸惑いました。しかし、私は夏にたたき込んだ「解き方の基本」を思い出し、落ちついて整理していくことでどんどん解き進めることができました。そして、どちらの学校にも合格できました。私が受験勉強を通して学んだことは、「基礎がいかに大切か」です。基本的な部分を完璧にすることで、本番も落ちついて、難しい問題を解いていくことができたからです。