私の中学受験はずっと算数が課題でした。
小3の夏期講習から浜学園に通い始め、初めはHクラスの真ん中より上くらいでしたが、小4でSクラスになってからだんだんと算数の成績が下がっていき、公開学力テストの算数の偏差値は40~50をうろうろしていました。
周りにはマスターコースの算数の宿題をいつも2,3回繰り返している人もいましたが、私は他の習い事も忙しく何度も解くことはできませんでした。家族と相談し、小5から算数の復習テストの復習ノートを作ることにしました。直しが多かったので、復習にはとても苦労しましたが、小5が終わる頃には公開学力テストの算数の偏差値が連続して60を超えるようになり、小6で問題が難しくなってからも55前後をキープできていました。国語は60-69、理科は54-62で安定していて対策にそれほど苦労しなかったので、苦手な算数にじっくり時間をかけられたのがよかったと思います。
私は家から通いやすく、また幼稚園時代から気になっていた神戸海星女子を入塾当初から志望していて、家族とはたとえ入試当日に体調が悪かったとしても十分に合格できる力をつけようと話していました。最高レベル特訓算数の資格は大体取れていて受講するか迷いましたが、志望校の神戸海星では難問があまり出題されないことを考えて、マスターコースのテキストと復習テストをしっかりやり直すという方針を立てていたためやるべきことを絞って入試に備えることができました。小6の4回あった合否判定学力テストでは4回とも神戸海星の志望者内1位で、その他の受験校もA判定で安心していました。12月になって神戸海星の過去問を解き始めました。3教科では合格最低点を切ることはなかったものの、算数で思ったより点がとれずとても焦りました。ただ、間違いのほとんどが計算間違いや読み間違い、問題の転記ミスなどのうっかりミスだったので、どんなミスをしたかをまとめたノートを作り、本番まで何度も見直しました。またマスターコースのB問題で、神戸海星でよく出題される速さや比、場合の数や平面図形を、解き方がすぐに出てくるまで何度も解きました。
結果、本番のA日程では自己採点で全教科95%以上、B日程も苦手な算数で80%以上取れました。志望校を早めに決めたことで苦手科目の対策が立てやすくなり、余裕をもって準備できたことが良かったと思っています。
マスターコースと日曜志望校別特訓の先生方、教室の事務員さんの支えで合格を手にできました。いつも気にかけていただきありがとうございました。