私が浜学園に入ったのはカナダから帰ってきてまもなくの4年生のころでした。H2~Vクラスの中で一番下であったH2クラスに入り、私の受験勉強が始まりました。その後、H1、Sと順調にクラスが上がり、このままVに行けるかと思いましたが5年生もずっとS2クラスのままでした。
6年生になり受験に力を入れてきたところでS1に上がれました。が、そのまま調子に乗ったせいか、S1の子がかしこかったのか、うまく授業についていけなかったのか、またS2に下がってしまいました。これからどうしようと思っているうちに6年生の半分が過ぎようとしていました。そして夏をむかえました。
夏は朝早くから、昼過ぎまで自習することができる早朝特訓に行くことにしました。切磋琢磨する友だちが多く(あくまで私の場合で、絶対にいるとは限りません)、静かな環境の中で夏期講習が始まるまで集中して勉強することができました。みなさんにもおすすめします。
そして秋はマスターコースと公開学力テストに力を入れ、待ちに待った受験の季節、冬がやってきました。
12月、過去問を解き始め、苦手な国語に取りかかりました。国語の力を上げるために私は二つのことをしました。一つは6年生の合格完成への道の漢字を2回やったことです。するとその効果が出たのか、過去問で漢字がかなり正解するようになりました。やってよかったなと今でも思っています。もう一つは入試直前特訓の国語を何度も復習したことです。たぶんそれで読解力がつき、主人公の心情も読み取れるようになり、いい記述を書けるようになったと思っています。
ここまで自分が帰国してから受験するまでの3年間について語りましたが、力になることができましたか。このもやにつつまれた険しい山道を光で導いてくれた先生方や父母、切磋琢磨し合えた友だち、本当にありがとうございました。