ぼくは受験期間のつらい時期にまわりの人たちに助けられました。特に、6年生の夏期講習はそれまでとはちがい、早朝特訓と夏期講習さらにその後のマスターコースもあり、朝から晩まで勉強漬けでした。それまで甘く過ごしていたぼくは、過酷なスケジュールに慣れず、ほんの数日で「つらい」と弱音をはいてしまいました。しかしその過酷なスケジュールを乗り越えられたのは、友達の存在と両親の影の支えがあったからだと思います。
行き帰りの電車の中で友達が楽しく進学先の目標やその日あった出来事などを話しかけてくれました。すると、苦しさやつらさが消え、楽しさに変わりました。時には一人でいたいと思う時もありましたが、同じつらさを知っている友達ができて本当に良かったと思います。
両親は毎朝早くから弁当を作ってくれたり、むかえに来てくれたりと応援してくれました。多い時には浜学園まで2回も弁当を届けてくれました。
冬休みに入る前には合格ラインに入っていなかった開明中学校でしたが、スーパー理数コースを目標にして冬期も朝から晩まで浜学園で学びました。自習の時にはたくさん質問して先生に解き方を教えていただき、勉強するポイントを教えてもらいました。その間も友達と一緒だったので目標へ向けてはげましあいました。2日続けて受けた合格発表の日に受験番号を2つ見つけた時は感激しました。さらにスーパー理数コースにダブルで合格していたことは自分でもびっくりしました。封筒を開けた瞬間は忘れられません。一緒に発表を見に行った両親も心から喜んでくれました。こうしてダブルで合格できたのは、浜学園で一緒に学んだかけがえのない友人たちと両親、そして的確なアドバイスをくださった先生のおかげです。
自習は孤独に感じるときもありますが、浜学園にいれば友達も先生も一緒です。がんばればがんばるほどたくさんの知識が身につきますので、みなさんもぜひ取り組んでみてください。