何かの目標に向かって努力する上でとても大事なことは「何があっても最後まで諦めないこと」であるということを僕は3年間浜学園に通い知ることができました。そのことを一番実感できたのは、奈良学園の医進に合格できたときです。
浜学園に通い始めたのは3年生の冬期講習からです。その頃僕はHクラスの最下位で、僕にとって奈良学園は合格が難しい学校でした。5年生からはなんとかSクラスに上がることができましたが、周りのレベルが高くて、なかなかうまくついて行くことができませんでした。それが僕にとってはすごくしんどくて、浜学園に通うことをやめたいと思うことが何度もありました。特に苦手だった国語はSクラスのみんなについて行くことが全くできず、とても苦労しました。
気付けば6年生になっていて、夏期講習があったり、日曜錬成特訓が始まったりとどんどん忙しくなって疲れが限界になっていました。さらに合否判定学力テストがA判定で喜んで油断していたら、その次はD判定の時もあったり、最後の志望校別合格可能性判定書ではA日程特進がB判定だったりでどんどん心に余裕が無くなっていきました。
でも、心の支えになったことがあります。それは理科が得意だったことです。僕は唯一、理科ができることが自信になっていました。さらに大和八木教室のみんなと過ごすのが楽しく、また西大寺教室での入試直前特訓で新しい友達もできたし、先生方のアドバイスや過去問の添削がわかりやすくて算数や苦手な国語も少しずつ解けるようになってきたのでやる気が出て、入試前もなんとか乗り越えることができました。
A日程の試験当日は周りの雰囲気にのまれずに、「周りの子達も緊張しているはずだ」と考えながら試験を受けました。次の日、A日程の結果を不安に思いながらB日程の試験を受け、午後に他校の受験会場へ入る前にお母さんから奈良学園が合格だったことを聞きました。最初は本当に合格だったのかを疑い、しかも試験前だったのであまり考える余裕がありませんでした。家に帰ってきて、奈良学園が合格だったか何度も確認したところ本当に合格だったので、「最後まで諦めなくて本当に良かった」と思いました。
大和八木教室と西大寺教室の先生方、お世話係の事務員さん、一緒に頑張ったクラスメイトのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。