私が受験勉強をした時に一番苦しかったのは、6年生の冬頃でした。もちろん、それまでの3年間、春夏秋冬ずっと辛かったけれど、6年生の冬頃が一番辛かったです。どうして6年生の冬頃かというと、受験で合格ができるのかという不安と、もうすぐ受験が終わるという安心が、自分の心の中にあったからです。もちろん、気を抜いてはいけないというのは分かってはいるものの、つい気が抜けてしまうことがありました。
他にも私は苦しかったというよりも、きらいだった事があります。それは、日曜志望校別特訓です。朝から夜まで、算国理社すべてをこなすのが難しく思えたことが、一つの理由だと思います。受験が終わった今、今までの受験勉強を思い返してみると、毎年春先には、気合いが入っているものの、夏になると、いろいろなことがおろそかになり、秋はたくさんの学校行事があって、体力面での疲れが出てきて、冬になっていくにつれてやる気がなくなるという決まりになっていたような気がします。6年生の冬に苦しい思いをしたとき、私は気を抜いてはいけないなと思いました。今回の受験が終わるまでの3年間、私はあることに気がつきました。それは、入試直前まで、いつの日も決して気を抜いてはいけないということです。私は少し気が抜けてしまいましたが、次にまたなにか大きな事があったとしても、直前になってから気を抜かないようにしたいと思いました。その大きなことにしっかり立ち向かうことができるように、苦しむことがないように気を抜かずに勉強したいと思いました。皆さんも最後まで気を抜かずに頑張ってください。