受験を終えた今、僕が一番思うことは「もう一度仲間たちと一緒に浜学園で勉強したい」ということです。僕は入試日が近づいてくる不安よりも、浜学園を卒塾する日が近づいてくることの方が怖かったです。周りからよく「浜学園ってスパルタでしょ?」と聞かれました。確かにスパルタ教育などといろいろな人の先入観があるでしょう。でも今振り返ってみても、浜学園は僕が僕らしくいられる楽しく温かい場所でした。できることなら、もう一度仲間たちと一緒にあの楽しい授業を受けたいです。
浜学園の先生方は、ただ単に授業を進めていくのではなく、教室全体の空気感をうまく察知し、みんなが笑うようなユニークなことを言って、生徒たちの頭が回転できる場をたくさん作り、また記憶を定着させるようなエピソードを言って教え方を工夫されていて、僕は入塾直後から授業の楽しさにとりこになりました。体験授業の日に学校とはまるで違う学び方に衝撃を受けたのを今でも覚えています。僕たちの発言も上手く生かしながら上手に進める授業はいつもわくわくしました。
面白いエピソードがあります。僕は勉強で寝不足の日々が続き、ひどい頭痛に悩まされたことが何度もありました。でも楽しい授業が始まると、嘘みたいですがいつの間にか治っているのです。周りで言われているように浜学園がスパルタ塾であったら、僕の頭痛は悪化するだけだったことでしょう。
僕は6年生の途中で算数の壁にぶち当たり、Web授業を何度聴いても問題が解けず途方に暮れた時期がありました。質問攻めの僕に、先生方は根気よく何度も教えてくれました。秋から始めた6年生の算数総復習をどうにかやり遂げたノートにアドバイスや、欠かさず「ナイスファイト!」と激励メッセージをくれた先生は、常にポジティブで面白く、時には厳しく僕を叱ってくれて、最後の最後まで僕の受験に並走してくれました。そのメッセージは全て切り取って僕のコレクションとして部屋にあります。
結果は、第一志望校合格まであと一点で不合格。止まらない悔し涙と共にあふれ出た思いは、「浜学園最高だった!」でした。僕は、いつも応援してくれた先生方や泣きも笑いも一緒に経験した浜友、いつも支えてくれた家族がいたから受験を駆け抜けられました。
僕を最後の最後まで信じてくれた先生方、たくさん相談に乗ってくれたお世話係さん、切磋琢磨した最高の仲間たち、僕の家族、ありがとうございました。