僕が本気で受験をしたいと思ったのは、6年生になって少し過ぎた頃です。みんなより遅れたスタートになりました。
5年生から浜学園に入り、その時はまだ中学受験してまでその学校に行きたいのか、その学校に行って何がしたいのか、明確ではありませんでした。しかし、中学校の文化祭、兄の授業参観を見に行くうちに、中学校で何がしたいのかを考えはじめ、またその中学校の魅力が伝わり、努力するきっかけになりました。ですが、努力したのは自分だけではなく、努力できる環境を作ってくれた父母がいたからであり、分からない問題を教えてくれた先生がいたから中学受験に真剣に取り組むことができました。
合格発表の2時間前から開いていたWebページに、時間になってすぐ受験番号を入力しました。「合格」の画面を見た時、これ以上にない喜びを感じました。嫌いだった国語の文法を好きになるきっかけを作ってくれたこと、好きだった理科にもっと興味を持たせてくれたこと等、受験は人と人との関わりも大切にしていかなくてはならないものだということが分かりました。
頑張れるきっかけを作っていくことが、これ以上ない喜びを感じさせてくれることにつながるのだと思います。それをみんなも探していきましょう。