私の受験での一番の思い出は、三田学園B日程を受ける直前の時です。
私は三田学園A日程受験後、親和適性検査、翌日には親和後期日程、三田学園B日程を受験しました。
三田学園A日程の合格発表は親和後期日程受験後にありました。いよいよ発表の時間です。第一志望はSコースでしたが、受かっていますようにと祈りながら見た結果は「Aコース合格」でした。残念ながら希望のSコースには届かなかったのです。この現実を受け入れるのに30秒程かかりました。とても悔しかったからです。そしてビックリするくらい泣きました。30分くらいは泣いたと思います。悔しさに押しつぶされるかと思うくらい泣きました。
そばで見ていた母に受験後その時どう思ったか聞くと「あんなに泣くとは思わなかった。この状態では、B日程の受験は無理だろうと思ったのに、受けに行った時はビックリした」と言っていました。
その時は泣いて少し落ち着いた時に母が、「B日程を受けるか?」と聞いてきたので、ここで終わりたくないと思い、力強く「受ける」と返事をして勉強しました。その時の勉強量は少ないですが、今まで浜学園で頑張ってきた積み重ねがある事を自信にB日程を受験しました。思い返すと今までで一番集中した時でした。またA日程よりもB日程のほうが手応えはありました。
翌日の合格発表の結果は「Sコース合格」でした。嬉しすぎてまた少し泣きました。その後両親からも褒められました。親和も合格していました。あの時の感動は終わった今でも忘れられません。
全力を出すには得意不得意なところはある、けれども少しずつの積み重ねで、出来るようになる。そして受験から学ぶのは勉強だけではない。という2つの事を学びました。これから受験するみなさんも不安になる事もありますが、こつこつと積み重ねてきたことは結果で出るんだということを伝えたいです。
私は中学受験をして良かったと思います。