私は奈良学園登美ヶ丘中学校に合格しましたが、勉強での後悔がとても多いです。
一つ目は、「学年が上がるにつれて真面目に取り組むという姿勢が薄れていったこと」です。浜学園に入塾した4年生の頃は、算数が大の苦手で、夜の11時くらいまで親に勉強に付き合ってもらっていました。ですが、5年生になると授業や宿題にも慣れてきて、夜遅くまで頑張って勉強することがなくなりました。最初の頃は宿題に取り組めばわからないことも理解できるようになり、復習テストにもしっかりと挑んでいましたが、宿題に真面目に向き合うことがなくなってからは直前に教科書を見ただけの知識で復習テストを受けることが当たり前になってしまっていました。
二つ目は、「事前準備が少なかったこと」です。6年生になると、「プレテスト」というものがあります。お試し入学テストという感じのもので、後日結果が送られてきて、自分の苦手なところや順位がわかるというものです。定規やコンパスなど学校によって持っていくものが違うのですが、出かける直前にバタバタと準備をしていました。テスト開始前でも普通の人なら教科書を開いてテストに備えているのですが、私はコンパスやイコカカードを探し回っているという有様で、ちゃんと準備をしてテストに挑めばもっと良い成績が取れたと思いました。
三つ目は、「少しでも時間があれば勉強しようと思わなかった」ことです。追い込みの時期になると「日曜志望校別特訓」があります。私は西大寺教室に通うことになったのですが、私より成績の良い友達が電車の中で必死に勉強しているのを見て、これが差なのか…と思いはしましたが、自分がやるとなると面倒くさく、その気にはなれませんでした。
進路が決定した今、その結果には満足し、新生活に期待もしているのですが、実は、入塾当初は別の学校を志望していました。今思うと、嫌でも勉強するのは大事だと実感しています。親がよく「今勉強しないと受験が終わってから後悔する」と言っていましたが、まさにその通りの気持ちになることがあります。他にも受験について親が言っていたことは、だいたい当てはまることが多いです。受験生として最もなすべきことは「親の言うことをよく聞く」ことです。あの時、親や先生に言われたことを聞いていたら、私は今どうなっていたのだろうと思うことがあります。私の後の受験生には、今が最高の結果だと思ってほしいので、親の言うことをよく聞いてほしいと思います。