私は、4年生の4月頃から浜学園に通い始めました。入った頃は、勉強についていけず、本当に大変でした。みんな、私とはちがい授業をすぐに理解してしまうので、進度がすごく速かったです。その時はとてもじゃないけれどSクラスには突入できないなと自分自身で自覚していました。ある時、5年生の2月頃に私と一緒のマスターコースのクラスに入ってきた女の子がいて、何かの講習などで知り合った時は私と成績がほぼ変わらないくらいでしたが、すごくよくできるようになってきて6年の2月にSクラスに上がっていきました。私は、「クラスが上がった」とその子から聞いた時、とても悔しく、自分も絶対Sクラスに上がってやるぞと決めました。そこからまた4月、5月と2か月がんばり、6月からSクラスに突入できるようになりました。自分がその子に追いつけたとも思い、とてもうれしかったです。でもいざクラスがSになるとすごく内容が難しく、上がったと喜んでいる場合ではありませんでした。やがて何もわからずHクラスに落ちてしまうことになりました。すごく悲しかったです。そして私は、VSクラスは合っていないなと思いました。Hに落ちてからしばらくして、公開学力テストの偏差値や、問題を解いている様子を見ていた塾の先生に、私は甲南女子に向いているよと言われ説明会などに行ってみることにしました。実際に行ってみて自分と似たような性格の子がいっぱいいたので私はこの学校に向いているなぁと思いました。そしてクラブ活動や学校の設備などを見てよりこの学校に行ってみたいという思いが高まりました。そしてすごく勉強をがんばり、
11月頃に偏差値がぐんと上がりこのままいけるのかと思ったところで12月頃でまた偏差値が落ちてしまいました。もう甲南女子は無理なのかと思い、とてもがっくりしていましたが、最後の追いこみで合格を勝ちとるしかないと思い、必死でがんばりました。合格発表で自分が合格と書かれてあったのを見た時、とてもうれしかったです。この受験というドラマを通して、最後まであきらめない心はとても大事だと思いました。