受験しようと思ったのは、5年生の時に行きたい学校ができたこと、中学受験で体験したことが大学受験で役に立ったらいいなと思ったこと、がきっかけです。でも、受験というものは、私が思っていた以上に大変でした。
最も大変だったのは、過去問を解くことです。過去問を解き始めたのは10月中旬で、お父さんが過去問チャレンジ表を作ってくれました。しかし計画通りにいかなかったので、12月と1月に詰めてしなくてはいけませんでした。私は4校受験することになっていたのですが、入試の1週間前になっても解き終らなかったので、1月15日からの3日間、朝から晩まで頑張りました。それによって自信がついたのか、1月19日の入試当日、冷静に落ち着いて問題を解くことができました。
一通り過去問は解きましたが、入試会場に行くと、とても緊張しました。会場は暖かいと思っていましたが、意外と涼しかったので、温かいお茶と冷たいお茶の両方を持って行ってよかったなと思いました。国語は、漢字や熟語などの暗記問題を落とさないように気を付けて解きました。算数では、解くのに時間がかかる難しい計算問題が出てきて、すぐに解くかどうか迷いましたが、「この問題は、後回しにしよう」と冷静に判断することができました。直前の国語の試験で解けなかった問題があり、イライラしていましたが、休憩時間にチョコレートを食べたことによって、気持ちが落ち着いて次の算数の試験では冷静な判断ができました。これが、合格に繋がったのではないかと思います。理科の試験では、暗記問題がとても多かったので、他の人との点数の差がつきにくく、合格点以上取るのは難しいかもしれないと思ったので、解ける問題はできるだけ落とさないように気を付けて解きました。
今回の中学入試で、これをしたから合格できたと思うことが2つあります。1つ目は、冷静に判断することです。冷静に判断できたのは、試験の直前にチョコレートを食べたからなのではないかと思います。2つ目は、解ける問題を探してその問題を落とさないことです。解ける問題をうっかり間違えて、点数を減らしてしまったら、ほかの問題でカバーするのは難しいからです。浜学園の先生が直前に何回も言って下さったので、思い出して実行できたのだと思います。
このような経験を、出題される範囲が分からない実力テストや大学受験などに生かせたらいいなと思います。