僕が浜学園に通い始めたのは、新6年生(小学5年生2月)からです。正直、5年生までの学習が追いついていない中、6年生の授業と受験勉強をこなすのは大変でした。想像はしていたのですが、想像以上に毎日が苦しく辛い時間でした。
マスターコースに日曜錬成特訓、長期休暇中の講習など塾に通う日も多くなり、受験が近づくにつれ学習しなければならないことが山積みとなり、息が詰まりそうでした。でも、僕には「何がなんでも受験に勝つ!」「何がなんでも第一志望校に合格する!」という熱意と、家族や先生という強い味方がいました。
僕は国語が特に苦手で、漢字や語句の学習を進めることができませんでした。しかし中学受験には国語が必須なので、小学校から帰宅し塾に行くまでの時間、毎日、祖母と漢字や語句の学習を進めました。受験前日まで毎日欠かさずやり遂げました。気がつけば、テキストのコピーも山のように積み上がっていました。算数は先生にアドバイスをいただき、学習項目に優先順位をつけて取り組みました。A問題は必ず解く、B問題はできそうなら進める、一問でも解ける問題を増やすことに専念しました。
正直、塾に通い始めた頃の僕は先生に質問することなく、休憩時間や授業前後は雑談したり歌ったり、受験生らしくなかったと思います。事務の方や同じクラスの友だちとの関わりが、僕にとってリラックスできる時間でした。しかし、これではヤバイ!と遅いながらも危機感を感じ、夏期早朝特訓に参加することで先生に質問をする癖をつけました。今思うともっと早くから先生に質問をしておけば、と思うこともあります。
受験勉強も大切ですが、食べて寝ることも大事ですし、合格の文字を勝ち取るまで体調管理にも神経を使いました。家族みんな、元気でいてくれたことに感謝しています。
受験が終わり「合格」の文字を見た瞬間、両親と抱き合って喜び、今までの苦労は無駄ではなかったと実感しました。こんな僕だから言えることですが、挫けそうになっても、決して諦めないでください。自分を信じて頑張ってください。