私が直前期になってした後悔は、まず油断していたことです。私は4年生から塾に通っていたのですが、直前期にはどうにかなっているだろうと思っていました。だから、あんまりていねいに宿題をしていたわけじゃないし、真面目に先生の話を聞いていたわけでもありませんでした。でも直前期になって、「どうして、どうにかなるなんて思っていたんだろう」とかなり後悔しました。
私は直前期にもう一つ、後悔をしました。それは、わからない問題を放置してしまっていたことです。わからないなら、答えを見て理解したり、先生や親にすぐ聞けばいいのにそれをめんどくさいと思い、聞いていませんでした。それも直前になるころには「わかっているだろう」と思っていました。でも、そんなわけはないし、何回も、くり返し解くことで身につきます。だから、直前期には、わからないと思ったらすぐに聞いていました。でも、聞いたらすぐに身につくわけじゃないから、やっぱりあの時、聞いて理解しておけばよかったと思いました。
あと、もう一つ後悔したことがありました。それは直前期になってした後悔ではないのですが、宿題や勉強を計画的にやっていなかったことです。いつも、いきあたりばったりで宿題をやっていたので間に合わなかったこともありました。計画は立ててみるものの、続けるのがむずかしく、結局、おろそかな部分があったり、手をつけられない部分もありました。そういう部分があると、入試で不安があると全力は出せません。だから自信をもって入試にのぞむという大切さに気づきました。
私は、受験勉強で得たのは、知識だけではありませんでした。例えば、友達などです。他にも、あきらめない心を身につけました。これからは、これらの経験と後悔を生かして、中学でもがんばっていきたいと思います。