本日はこのような盛大な合格祝賀会に招待していただきまして誠にありがとうございます。この度、浜学園を卒業しました6年生を代表いたしまして、浜学園での体験談をお話しします。
僕が浜学園に入ったのは小学4年生の2月のことでした。マスターコースは千里中央教室で受けましたが、最高レベル特訓算数は西宮教室で受け、学園長に教えていただきました。学園長は大変速いスピードで授業をされるので、ついていくのに必死でした。
灘中合格特訓では、どんな難問でもすぐに答えてしまうような仲間が沢山いたので、「もっと頑張らないといけない」と自分を奮い立たせました。
6年生からは、全ての講座を西宮教室で受けることにしました。模試やイベントなどが山のようにあって大変でしたが、出来るだけ参加するように心がけました。V0クラスには強力なライバルが沢山いて、負けたくないという思いから、より一層勉強に打ち込めました。
しかし、8月の灘中日本一模試では、得意科目である算数の点数がとても悪く、自信を無くしてしまいました。そんな中、浜学園の先生方が優しく、かつ冷静に励ましてくださり、前向きに努力しつづけることの大切さを学びました。
灘中入試練習では、色々な教室からライバルが集まり、入試形式の問題を解きました。授業の最後では合否が分かる上、成績上位者の名前を学園長に読み上げていただけます。名前を呼んでいただけることを目標として努力をし、励みにもなりました。こうした講座があったおかげで、入試で緊張せず、集中して問題を解く力を養うことができました。
11月には、寝不足やストレスなどで体調不良になってしまいました。受験直前期まで長引いてしまうといけないと思い、確実に睡眠を取るように心がけました。その分最初は思うように勉強が出来ずに悩みましたが、しっかりとケジメをつけて取り組むことで、何とか勉強と睡眠を両立させました。
受験直前の冬休みには、時間を短縮した灘中入試形式で1日2回テストがありました。毎日これだけやれば受験は大丈夫だという安心感につながり、自信を持って本番の入試に臨むことができました。
灘中入試の直前、神戸住吉教室でミニ講義がありました。合格宣言をして、覚悟を決め、強い気持ちで灘中の校門をくぐりました。
今年の灘中の1日目の入試は、例年とは問題の雰囲気が違いました。特に、算数の雰囲気が変わっていたので、周りがどんな出来なのか不安に思いました。
そのあと、神戸住吉教室に戻って当日特訓を受けました。そこで先生がおっしゃった、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉は今もとても心に残っています。その言葉を聞いて、今日のことは忘れて、明日を全力で頑張ろうという気持ちになりました。
夜には先生からおやすみコールがかかってきました。先生方が励ましてくださったおかげで、よく眠ることができました。
2日目もやはり、問題の雰囲気が少し違いましたが、これまであれだけ頑張ってきたのだから、報われるはずだと信じて合格発表を待ちました。
合格発表は他の学校の入試を受けていたので、終了後に母から合格の知らせを受けました。合格と聞いたときは、これまでの努力が実を結んだと感じ、ホッとしました。
この3日間は精神的にも体力的にも本当に大変でした。これを乗り切る力は、浜学園の宿題、授業、イベントをこなしたおかげでついたと思います。
僕が合格できたのは、僕一人の力で成し遂げられたものでは決してありません。いつも面白い授業をしてくださり、辛い時には励ましてくださった先生方。常に体調を気遣ってくれた家族。そして、浜学園で同じ目標を持って高め合えた良きライバルである、ここにいる仲間達のおかげです。本当にありがとうございました。
しかし、この合格はゴールではなく、スタートラインです。この先の中学生活では、さらに数多くの仲間と出会うことになるでしょう。そうした仲間たちとともに学び、切磋琢磨しながら、これからも頑張っていこうと思います。
※2020年春入試合格祝賀会は、新型コロナウィルス感染症の影響より、開催を取り止めさせていただきました。