中学受験で圧倒的合格者数【浜学園】
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浜学園2018年春入試合格祝賀会 合格者総代挨拶

堀坂 俊輔 くん (所属:上本町教室)

  • 灘中学校合格
    東大寺学園中学校合格
    西大和学園中学校合格
    愛光中学校合格
    函館ラ・サール中学校合格

「3日のための4年間」

 本日はこのように盛大な合格祝賀会にご招待いただきまして誠にありがとうございます。この度卒業いたしました六年生を代表いたしまして、ご挨拶と浜学園での体験談をさせていただきます。
 「いつから浜学園に入ったの?」と、浜学園在園中に度々友達に聞かれました。僕が浜学園に入ったのは三年生の時です。ただ、その時は灘中合格特訓と公開学力テストの月二回しか浜学園に通っていませんでした。一週間の時間の使い方としては、それ以外のプールなどの習い事や、家庭学習が中心の生活でした。小学校で習う勉強とは格段に違う受験勉強を家庭ですると、問題が解けなくて教材を見るのが嫌で吐きそうになったこともありました。でも、解けた時の嬉しさと「良く解けたね」と褒められることを楽しみながら勉強をできていたので、受験の実態がイメージできないままでも、月二回の浜の生活を続けられていました。
 四年生になり、浜学園での受験勉強が本格化し始めました。ここで、僕の浜生活を通して二つお伝えしたいことがあります。一つ目は飛び級について、二つ目は四科目についてです。
 一つ目の飛び級についてですが、僕は四年生の五月から一学年上の五年生のクラスに自分から希望し、親や先生方と相談して飛び級で所属しました。四年生の内容を飛ばして学習を進めることになり、特に各学年で覚えることが多い理科が不安で仕方ありませんでした。学んでいない分野の理科は解けない、知らない分野が出題されるかもしれないという恐怖感からウェブで必死に四年生の分野を補いました。飛び級先でVクラスではなくなったら元の学年に戻ることを約束事に、必死に食らいつきました。僕に優しく接してくれた先輩方の存在も大きく、受験当日に先輩が受験校に来てくださり、保護者と一緒にアーチで声をかけてくださったのはとても嬉しかったです。
 六年生の内容は二年間学ぶことになり、二年目は似た内容も当然ありました。でも、六年生のV0クラス教材や日曜志望校別特訓で新たな問題に出会えたり、五年生の時にできなかった内容が補えていることを確認できたりしました。とても多くの宿題やプリントに追われる中、僕が意識したのは「二度間違えている時間は無い。一度見た問題は完ぺきにする」ことでした。手を付けられなかった算数のプリントはどんどん溜まっていきましたが、解いて間違えた問題を優先してやり直していきました。
 飛び級してみて、飛び級が必ずしも良いとは思いません。算数も国語も難しく、理科も二学年分の勉強で本当に大変でした。飛び級先の成績で、どのラインを割ったら原級に戻るか決めていた約束が、難しくて解けなくて当然、間違えても当然と甘える気持ちを封じ込めていたのだと思います。
 二つ目は四科目についてです。僕は灘中を第一志望に考えていましたが、灘は算国理の三科で社会は受験勉強する必要がありません。併願校も三科で受験が可能です。それでも僕が社会を含めた四科目を勉強し続けた理由は四つあります。
 一つ目に、僕は社会が好きでした。とても面白かった授業と、仲間と競い合ったテストが繰り返されることによってモチベーションが下がることは無く、常に楽しく社会の勉強が進められました。
 二つ目に、浜学園で受験勉強として学んだ社会科は中学校でも役に立つと思っていました。三科にして社会の受験勉強をおろそかにしてしまうと、中学校に入った後、社会を覚えるのが大変だと考えていました。
 三つ目に、中学入試においては三科の点数から換算した点数か、四科合計の点数のうちの良い方で合否が決まるので、特に不調の時でも点数がぶれない社会があることは、些細なことでも不安になった受験当日の精神的な支えになりました。
 最後に三科の勉強で精いっぱいになり、どうしようもなくなった時には、「社会を辞めれば三科にかける時間がいっぱいできるんだ」と思う事が、浜のプリントがどんどん積もっていっても、気分を楽にしてくれました。こういう理由で僕は社会を続けていたのだと思います。
 僕は受験勉強の中で一番しんどかったのは最後の入試直前特訓だったと思っています。朝早くから夜遅くまで約半日の特訓の後に宿題をしなければいけなかったので、それまでもしんどいと思う事は多々ありましたが、それにも増してしんどかったです。ただ、「入試で最高の成績を出すには、これはしないといけないことなのだ、あと二週間の辛抱なのだ」と思って乗り切っていました。心が折れそうになる度に、父からも、「あと二週間だけだ」「あと十日だけだ」とカウントダウンしつつ言われ、その度に自らを奮い立たせていました。
 その次にしんどかったのは、七月からの日曜志望校別特訓だったでしょうか。これも宿題が大変でした。一気に仕上げるのは僕には無理なので、コツコツと毎日少しずつ宿題を進めていくことを心がけましたが大変でした。
 そうして迎えた入試の一日目。一週間前に受験した二校の経験もあり、緊張をほぐしてくれようとする家での家族のアーチも励みになり、想像していたほどの緊張はありませんでした。ミニ講義を受け、先輩や保護者のアーチの中を歩き、指定の席に着き、思いのほか平常心でいられたと思います。
 一日目の算数は、やっちまった!と思いました。周りで簡単だったと言う受験生の言葉も追い打ちをかけました。僕は覚えていませんが、二日目の会場に向かう電車内で、行きたくないと言っていたそうです。午後の他校、その次の日の他校と怒涛の三日間が過ぎ去り、僕は灘中の合格を別の受験校で知ることになります。
 合格したことを知らされ、最初に思ったのは「やっと受験勉強が終わった。思う存分遊べる」という解放感でした。自分から希望して飛び級をした、三科にせず四科にすることを望んだとは言え、やはり受験勉強はつらく、苦しいものでした。ただ、今思えば、浜での生活は懐かしく、いい思い出です。受験勉強をして、僕は色々と鍛えられたと思います。
 最後に、僕が無事中学校受験を終えられたのは、勉強を必死に教えていただいた浜の先生方や、色々相談させていただき支えていただいたスタッフの方々、毎日温かい目で僕を見守ってくれた家族をはじめとする多くの人々のおかげです。本当に、色々とありがとうございました。
 本当に多くの人の支えがありここに立っています。僕にとって中学受験は一つの通過点に過ぎません。これからも日々努力していきたいと思っています。
 ご静聴ありがとうございました。これで総代挨拶を終わります。

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