私は元々それほど理科の暗記が得意なわけではありませんでした。初めの頃は志望校も決まっていなかったので、親に言われるがままに、とりあえず手渡された「女子最難関コースの理科暗記テキスト」の問題を毎日寝る前に半ページずつ解いていました。私は少しずつだけど毎日コツコツとできるタイプだったので、間違った問題に印をつけながら解いていくと2カ月半くらいで全て解き終わることができました。その後は、間違った問題だけを解き直していくことにしました。解き直して、もう一度間違った問題に印をつけて、さらにもう一度解き直しての繰り返しをしていました。しばらくすると、間違える問題がなくなってきて、公開学力テストでも暗記の問題はだいたい解けるようになり、以前より得点しやすくなってきました。しばらくして志望校が決まり、受験する学校主催の11月の模試では理科のテストで1位という最高点をとることができました。その時の気持ちは「暗記テキストをやっててよかったな」というものでした。この模試の結果は自分の自信にもつながったし、自分のやっていたことは無駄ではなかったのだという安堵の気持ちで、入試に向けてまた頑張ることができました。
結局入試までに「女子最難関コースの理科暗記テキスト」は8周、日曜志望校別特訓でもらった「男女難関コースの理科暗記テキスト」は4周まわしました。おかげで無事に志望校に合格できました。
このことから私のおすすめの勉強法は、繰り返し繰り返しめげずにコツコツと続ける、すぐに結果が出なくても自分のやってることを信じて頑張る、ということです。しんどくてやめたくなる時もありますが、ちょっとずつの積み重ねが最後の自信につながります。頑張ってください。