私は1年生の時から自分が通う小学校にあまりなじめませんでした。そのため両親が地元中学への進学ではなく中学受験を検討し、浜学園に3年生の夏期講習から通うことになりました。最初の志望校は神戸大学附属中等教育学校でした。母が個性的な子が多くて近所、ということで薦めてくれました。3年生はHクラス、4年生からはSクラスに上がりましたが、神大附属の偏差値にはなかなか届きませんでした。しかし、浜学園の授業は先生方それぞれの教科愛が非常に強く、おもしろくて楽しく通っていました。
5年生になると、近所の中学校を見学に行き、先輩、先生の雰囲気が自分に合うか、大学進学実績はどうかなど確認して、行きたい学校を複数校見つけることができました。その中の1つが、私が進学することに決めた夙川中学校でした。5年生の最後の2か月だけVクラスに上がることができました。
日曜志望校別特訓は神戸女学院コースと、自分の資格のうち最上位のものを選択しました。その頃にはまたSクラスに戻っていたので、課題をこなすことが大変でした。冬休みからも神女コースで、神女はC判定でしたが、教育相談の先生があきらめなくてもよいと言ってくださったこともあり、神戸女学院を受験しようと決めました。ただし、公立には絶対に行きたくなかったので、併願校はA判定の学校も選びました。女子最難関合格Lコーススーパー合格達成賞のトロフィーがほしかったので、受験期間が終わるまでは一気に受けまくりました。途中、神戸女学院の不合格がわかりショックでしたが、トロフィーを目指して最後まで受けきりました。結果、トロフィーを得ることができました。そして、一生懸命勉強して最後まで実力を出し切って、悔いなく夙川中学校へ進学することができて本当によかったです。神女コースの先生が〝神女コースの勉強をしていれば、併願校対策はしなくても大丈夫〟とおっしゃっていたのは本当だったと実感しています。
神戸住吉教室の事務員さんをはじめ、算数の苦手意識を熱いアドバイスで吹き飛ばしてくださった先生、理科のおもしろさを伝えてくださった先生、大学入試まで通用しそうな授業をしてくださった先生をはじめ、すべての先生に感謝申し上げます。まもなく中学校へ入学しますが、浜学園で駆け抜けた受験生活を胸に、これからも学問の楽しさを追究していこうと思います。お世話になり、ありがとうございました。