ぼくが、受験勉強を始めたのは、他の人たちよりかなりおそく、6年生になってからでした。
浜学園に入ったのは、日曜志望校別特訓が始まった7月からでした。ぼくは、日曜志望校別特訓だけを受講するだけだったので月に2回浜学園で授業を受けていました。7、8月はまだ浜学園になれず、宿題も多く感じ、とても大変でした。けれど、ライバル、友達と切磋琢磨することのよろこび、楽しさを覚えることもできました。そして9月、秋になり、浜学園になれてきました。7、8月よりも勉強をがんばった結果、なんと3組から2組に上がったのです。今思えばそこまですごいことでもないのですが、その時はとてもうれしく、信じられないくらいでした。ですが問題の10月、公開学力テストでの点数も落ち、あれ?と思っていたら、また3組に落ちてしまいました。多分この時、短い受験生活の中で一番くやしかったと思います。そのくやしさをバネに10月はすごくがんばりました。その結果、11月、また2組に上がることができました。そして、今度はまた落ちないように、もうすぐ大づめの冬だという2つの気持ちをもって勉強をがんばりました。そしていよいよやってきた冬12月、念願の1組に上がることができたのです。9月の時と同様、信じられないほど喜びました。そしてついに1月、死にものぐるいで勉強しました。過去問、浜学園の教材などをたくさんこなしました、夢の4冠をとるために。そしてやってきた受験本番。最初は愛知中学校。初めてなので緊張しましたが合格。次に名古屋中学も合格。そして第一志望の南山男子、ここに行くために勉強してきました。問題は難しかったので不安でしたが合格。合格通知を見たときに母といっしょに泣いてしまいました。そして受かったらいいなと思って受験した滝も合格しました。この1年間の努力を無事に実らせられました。それは、親の支え、浜学園の支えがあったからです。本当にありがとうございました。