【中学受験】子どもが読書をするようになるためには、どうすればよい?…浜学園学園長が答えます!
純粋に読書を楽しむ
確かに、読書をすすんでする子どもと、しない子どもと、いろいろいます。ただ、もう少し純粋に、本を読むことを楽しんでよいのではないかと考えます。興味の湧いた本を読むというのでよいのです。
「もう5年生になったのだから」とは思わずに、子どもが少しでも「読んでみようかな」と思うものであれば、それから始めてもよいのではないでしょうか。
「本を読む」とは?
大人も、よほど仕事に必要なものであれば読みますけれど、本当にそれに興味をもって読んでいるかと言われれば、そうでもないことがありますよね。義務感がない限り「読みなさい」と言われても読まなかったりします。
では、「本を読む」とは何でしょうか?それは何か興味をもったり好きだったりするものを読むことだと思うのです。
とはいえ、例えば写真集のような本が読解につながるかというと、それは少し違うかとは思います。しかし、ある程度のものであれば、例えば動物が擬人化されているような単純な物語でも、そこから人の心の動きなどを少しずつ感じていけばよいのです。
子どもは成長するもの
子どもは勝手に大人に近づいていきますから、そのうち読む本も「こんな幼稚な・・・」と大人が言ってしまうようなものばかりではなくなっていきます。
そして5年生になると、塾などで扱う文章は入試問題そのものになったりします。ということは、少なくとも、そのような文章にふれる機会はあるということです。
子どもを読書という行動につなげていきたいのであれば、子どもの好みでないものを与えて本を読まなくなってしまうよりは、少しの時間、息抜きだと捉えて、子ども自身が「手に取りたい」と思える本や好きな本で時間を使うというのでもよいのではないかと思います。
少女マンガの好きな友人は……
私の高校時代、とても国語が得意な男子生徒の友人がいました。「なんで、そんなに国語ができるの?」と彼に聞いたところ、「実は少女マンガを読んでいるんだ」と答えたのです。
当時、少女マンガはたいてい女子生徒が読むものと思っていたので驚きました。しかし改めて考えたら、少女マンガは人間の心理、つまり心の動きを描いていると思ったのです。「人がこういう行動をしたら、こういう感情が芽生える」というような、人間らしい部分が表現されていると思います。
友人は、いたって真面目に答えてくれましたので、私は「なるほど、そういうことか」と納得しました。そして彼は興味を持って読んでいたので、ものすごい量の少女マンガを読んでいたのです。
このエピソードのようなことが小学生に向いているとは思いませんが、やはり好きだったり興味をもっていたりするところから始めてみるのが、よいでしょう。
最初は大人がそれほど口出しをしない方がよい
もう5年生ですから、入試というものを考えた時の自分の立ち位置を見据えて、少しずつ読むジャンルなどが変化していけばよいのではないかと考えます。
ついつい、大人は先回りして「このような本を読んでいないと、いけないのでは?」「こんな本を読んでほしいな」などと思ってしまうかもしれません。
しかし子どもは読み始めたらとても速いスピードで読破すると思います。
ですから、最初は大人がそれほど口出しをしない・・・という方向でよいのではないでしょうか。
まとめ
- 大人が読んでほしい本を読ませるのではなく、子どもが興味をもった本を読めばよいと心得る
- 少女マンガなどを読むことでも、人間の心の動きをつかむことができる
※このコンテンツはYouTube【中学受験】進学教室浜学園チャンネル(https://youtu.be/K0sv4X-9ZBU)を参考にまとめています。
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