中学受験で圧倒的合格者数【浜学園】
偏差値アップで「中学受験でわらう」子供を増やす。

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 須磨学園は、兵庫県の共学校では、ここ十数年余りの間常に話題の中心にあった有名進学校。昨年度は、あとからできた姉妹校である夙川中学校を単独でとりあげたが、今回は本家本元の須磨学園と夙川の両方をまとめて取り上げる。

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2021年度入試において須磨学園中学校は、志願者総数1,494名(昨年対比139%)、夙川中学校は、志願者総数1,123名(昨年対比125%)と志願者が増加した。
また、新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中での入試であったが、受験生が安心・安全に全力で試験にのぞめるよう、考えられるすべての対策を講じ、無事クラスターの発生もなく終えることができた。

 志願者が増加した原因は、ひとつではないだろう。ただ、恐らく間違いないのは、前年度新型コロナウイルスの感染が拡大したとき、緊急事態宣言による休校期間中にいち早くオンライン対応の体制を整えたこと。
学校として自分からアピールは一切していないが、NHKはじめ民放各社、新聞各社がとりあげて報道した。それを見ていた受験生の保護者から、須磨学園と夙川の「学校を止めない、学びを止めない」という取り組みに共感をいだいたことは確かだろう。

 オンライン対応もそうだが、須磨学園は開校当初より、「既存の枠組みにとらわれない実践的な取り組みをする」という方針のもと、時代の流れを捉えて積極的に新しい取り組みにチャレンジする学校として知られてきた。
 例えば、ダブルスクール不要、プロジェクトマネジメント・タイムマネジメント、海外研修旅行(アジア・アメリカ・ヨーロッパ)、ICT教育等、時代にあった教育を率先して実践しており、姉妹校として2019年に開校した夙川中でも須磨学園中と同じ教育を受けることができる。

 では、そういう取り組みは、大学の合格実績には、どのように反映しているであろうか?例えば、須磨学園は現役合格率が高い(例年85%程度)ことが特徴で、東京大学は現役合格率が100%だった。
 また、国公立大学の推薦入試においても2020年度、東京大学医学部・医学科への合格、そして2021年度では、東京大学、京都大学での合格者輩出。さらに大阪大学では3年連続合格者数が日本一となっている。最近では海外の大学に目を向ける生徒もいて、進学を果たしている。

 2022年に母体である学校法人須磨学園が創立100周年を迎える須磨、夙川の両校が次はどんな飛躍を見せるのか、大いに注目される。