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理科の入試問題は、計算もあれば記述させるもの、実験をテーマにした問題など、その出題内容・出題形式は多岐に渡ります。その中でも、長文を読ませる問題、記述問題はよくある出題形式ですが、苦手とする子が少なくありません。
今回は、これを強みに変えるアプローチ法をお伝えします。

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理科にも読解力が必要です

理科の入試問題で、小学校で習っていないことが出題される場合、まず説明がずらっと書かれています。「こういう現象はこういう理由で起こる」と解説してから問題につながる、といった流れです。
だから理科であっても国語の力、読解力が求められます。しかし特に国語が苦手な子はこういう問題を敬遠しがちです。ではどういった対策があるのでしょうか。

オススメなのが、文中のポイントになるところにしるしをつけることです。
理科が得意な子は、答えに直結するとは限らなくても、問題文を読みながらキーワードとなるところにメモをしたり、しるしをつけたりします。
小さなことですが、これが大きな差になります。
本当はすごく簡単な問題なのに、その説明書きの読み取りができないばかりに、その問題を落としてしまうのはもったいないですよね。
そのためにも、解き方をおさえて長い文章の問題を読むことに慣れていきましょう。

記述問題は図や表でまとめて

記述問題で強いのは、まず答えを書こうとするのではなく、問題を読んでさらにそこから自分で図や表を書くことのできる子です。
だから普段から「図を書こう表を書こう。まとめよう」と子どもたちに伝えています。
もし答えの書き方がわからないのであれば、先生や参考書の解答を写して、まずまとめ方や記述をする時の文のつくりを学ぶようにしてください。そして、記述問題は部分点をもらえることもありますから、自分で手を動かして途中まででもいいので答えの欄に考えたことを書く練習をしましょう。

学校の授業をおろそかにしない

中学入試理科は教科書からの出題があるのも特徴です。だから学校の授業をおろそかにしないことが大切です。
塾などで先に学習して学校の授業が物足らなく思えてしまうことがあっても、真面目に聞かないと大きな損をしてしまうことになりかねません。塾では取り扱わない植物や生物の話を知ることもありますし、学校でしかできない実験や観察は実体験として理解・定着がしやすいです。
受験勉強のひとつと認識して、学校の授業もしっかり聞いて自分のものしましょう。

理科を苦手とする子どもの中には、問題ができない、わからないのではなく、“解き方”がわかっていないだけという子が多いです。今回ご紹介した解き方をぜひ実践してほしいと思います。