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お⼦様の作⽂、⾒てあげていらっしゃいますか?できあがった作⽂を⾒て、どんな⾔葉がけをされているでしょうか。褒めてあげたいと思いつつも、できていない部分につい⽬がいってしまうのが親⼼かもしれません。けれどもせっかく書いたものを否定されるとお⼦様はやる気を失ってしまいます。反対に、褒められるとどんどん取り組もうという姿勢につながっていきます。お⼦様が作⽂好きになるためには、次もお⽗さん・お⺟さんに⾒てもらいたいと思えることを⾒据えた接し⽅が⼤切です。今回は、作⽂添削員が実践する褒めポイントの⾒つけ⽅と改善点の伝え⽅をご紹介します。

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添削員が必ず褒める「三つの褒めポイント」

添削員は、何より作⽂を書いて送ってきてくれたことに対して「よく頑張りました」と⾔ってあげたいという気持ちで作⽂を拝⾒しています。ご家庭の場合は、お⼦様が⾃分が書いた作⽂を⾒せてくれたこと⾃体がまず第⼀の褒めポイントとなります。“作⽂と向き合ったという事実”をまずは「よくできたね」と褒めてあげましょう。

次の褒めポイントは“⾃分の考えを書こうという姿勢”です。「ちゃんと⾃分で考えられたね」と褒めてあげてください。思ったことが素直に書かれた部分はキラッと光るので、誰が読んでもちゃんと伝わってくるものです。具体的に褒めてあげやすいところでもあり、お⼦様にとっても褒められるととても嬉しいところのはずですから、⽬いっぱい褒めてあげてください。

三つめのポイントは、“課題にそって書けていること”です。これができていれば何も⾔うことありません。「大変よくできました!」と花マルをつけてあげてください。仮にテーマからずれていたとしても、上記の二つのポイントをしっかり褒めてあげてから、テーマのずれを直していきましょう。

改善点を伝えるときも「褒め」から

お⼦様の作⽂を読むと、“てにをは”や原稿⽤紙の使い⽅、⾔葉遣いなどいくつも気になる点が⾒つかるかもしれません。しかしそれらはぐっと堪えて、最も改善したいところを一つだけ伝えてあげてください。何個も指摘をされると、結局どこを直すべきなのかがわからなくなってしまいますし、お⼦様は指摘されたことばかりに意識が向いて、作⽂に苦⼿意識をもつようになってしまいます。

そこで、改善点を伝えたい場合は、まず⼗分に褒めてお⼦様が書いたものを受け⼊れましょう。また、「もともとよいのだけれど、こうするともっとよくなるよ」という伝え⽅をしてみてください。ただ指摘を並べるよりもお⼦様は聞く⽿をもちやすくなり、ポイントを明確に伝えることができます。

いくつか改善点が⾒つかったとしても、最も重要なのは「テーマにそっているかどうか」です。テーマにそって書けているなら、褒めるだけでも⼗分なのです。⼤⼈にできる⼀番のサポートは、作⽂が好きな気持ちを保てるようにしてあげることです。書くことが好きでさえいてくれれば、お⼦様は「もっとたくさん、もっと上⼿に書きたい」と⾃ら伸びていこうとしてくれるでしょう。