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お子様の小学校入学や進級を機に、初めての模試を検討されているご家庭もおありでしょう。塾通いはまだ先のことと思っていても、現段階の実力を知っておくことは今後の学習方針を決める際に大いに役立ちます。

気軽に模試を受けてみるのもよいですが、もし「模試に慣れていないけれど、少しでもいい点数を取って自信をつけさせてあげたい」と思ったら、思い浮かぶのは「先取り学習」ではないでしょうか。今回は国語を例にして、先取り学習のメリット、デメリット、進め方などをご紹介します。

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先取りOKな学習

ご家庭で気軽に取り組める先取り学習といえば、漢字やことわざ、慣用句などの知識に関しての学習です。本屋さんに行けばたくさんのドリルやワークブックが並んでいますし、インターネット上では無料で利用できる教材が提供されています。しかし、知識系の学習でもどんどん進めていいものとやりすぎてはいけないものがあります。1つずつ見ていきましょう。

まず、ことわざ・慣用句は知っておくと上の学年になった時にとても役立ちますので、どんどん進めて大丈夫です。おすすめの教材はイラストや漫画などで、絵と言葉で情報が入ってくるものです。低学年の間は楽しみながら勉強すすることが大切です。ことわざカルタや、お子様が好きなキャラクターの学習漫画などを活用してみましょう。

漢字も、先取りしてもいいのですが、あまり進みすぎると現在習っている漢字とごちゃごちゃになってしまう心配があります。漢字は新しいものにどんどん進むよりは反復練習をしていくほうがしっかり定着します。お子様にもよりますが、やるとするなら目安は1学年上くらいまでとして、あくまでもプラスαの学習と考えてください。私たちにとって日本語は母語なので、いかに繰り返し学習するかが大切です。意味や使い方、成り立ちなども合わせて覚えるようにしましょう。また、四字熟語はまだ漢字をたくさん知らない低学年の場合はイメージを掴みにくいかもしれません。漢字の学習がある程度進んでから取り組むことをおすすめします。

先取りNGな学習

学校や塾の文章読解の授業で使うテキストを先に読んでしまうことはおすすめできません。授業の時しっかり考えるためには、授業前に文字を読むことはNGです。読解の授業ではその場で文章を読み、あらすじや気持ちを考えることが大切になります。先に文章を読んでしまうと、話の展開がわかっているので、「文中の表現から考える」のではなく「思い出す作業」になりがちです。「授業についていけるかな?」という不安もあるかと思いますが、先取りをしない分、復習の時間をしっかりとるようにしましょう。模試でも入試でも、その時初めて見たテキストをその場で考えて解かなくてはいけません。集中すべき時にしっかり集中して取り組む習慣をつくりましょう。

模試を受けて実力を点検してみよう

国語において先取りの学習はあくまでもプラスαですが、やはり言葉を知っているのと知らないのとでは模試の点数に違いが出てきますし、点数がよければモチベーションのアップにもつながります。もしお子様が意欲的に取り組んでおられるのであれば、模試を受けて力試しをしてみませんか?

初めての模試におすすめなのは、漢字、言葉の知識、読解などがまんべんなく出題されるようなものです。このようなタイプの模試(浜学園の場合は「学力診断無料オープンテスト」https://www.hamagakuen.co.jp/special/opencomic/)はいろいろな塾が行なっていますし、誰でも受けることができる場合が多いです。気になっている塾があれば、実際に模試を受けてみるといいでしょう。