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新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀無くされたこともありまして、最近web授業なんかが増えてきていますよね。自宅にいながらにして学習ができてとっても便利なんですが、実は脳科学的に落とし穴がありまして、ただ普通に授業を受けているだけでは対面で授業を受けてるのに比べて記憶に残りにくいという欠点を持っているのです。

と言いますのも、脳は対面の授業のように臨場感がある体験をしますと記憶を司る海馬が刺激を受けて鮮明に記憶に残そうとします。一方web授業の場合は、脳はテレビを見ているのと同じで現実ではないから重要性が低い情報だと認識して、海馬が活動しにくくなって記憶に残りにくいんです。

でもこれは脳科学を応用したちょっとした工夫をするだけで簡単に解決できるんですよ。
それは先生が教えてくれた大事なところを口に出して反復するということなんです。どういうことかというと、自分自身が話している感覚というのは現実そのものですので、内容を口に出すだけで海馬の活動が高まって記憶に残りやすくなるんです。

またさらに臨場感を高めて海馬を刺激するには、子どもに手を動かすようにさせることをお勧めします。理解できたらガッツポーズをしようね、とか、先生の解説を聞いて納得できたらガッテンのポーズをしようね、といった感じで手を動かすタイミングを決めておくといいでしょう。Web授業であっても子どもの脳の中では体を動かして学んだ実体験としての授業となり、鮮明な記憶として残ってくれますよ。

※本記事は「勝負メシ」に掲載の吉田たかよし先生動画より抜粋。
https://youtu.be/UfhN4f77FQg?t=362

≪吉田たかよしprofile≫
京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)。
受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」院長。
学習カウンセリングのスペシャリストであり、
自身も灘中学受験を経て東京大学に合格した受験のスペシャリスト。