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梅雨でちょっと憂鬱になって…みたいなこの時期は中華料理がお勧め。
と言うのも全ての栄養素は水に解ける水溶性か油に溶ける脂溶性のどちらかなんですが、人体は子どもが70%、大人が60%が水分ですので、水に解けるものは意外と簡単に吸収できるんです。しかし油に溶けるものは、油と一緒に取らないとなかなか吸収できません。その点で油で調理することが多い中華料理は、元気がないこの時期に普段取りにくい栄養素をしっかりとれるぴったりのメニューなんです。

中でも私がお勧めしたいのがチンジャオロースなんです。スーパーなんかで売っているチンジャオロースの素をつかっていただければ結構なんですが、もう一点吉田流のワンポイントとして、6月が旬のアスパラガスを加えてください。アスパラガスにはポリフェノールの一種「ルチン」が含まれています。これがまさに油に溶ける栄養素で、毛細血管に弾力を与えて脳にしっかりと栄養素を送ってくれる効果があります。そしてアスパラガスにはアスパラギン酸というアミノ酸が豊富に含まれていますが、これってアスパラガスから発見されたからこういう名前がついたんです。ドリンク剤にも結構入っているんですが、実際脳も体も元気にする効果があるんです。

またマグネシウムとカルシウムを体内に取り込むという作用もありまして、この点がチンジャオロースと特に相性がいいんです。なぜかというと、チンジャオロースに使われている豚肉とピーマンにはカリウムとマグネシウムがいっぱい入っています。カリウムは脳内の神経細胞ニューロンの情報伝達に重要な役割をしていますし、マグネシウムは、ストレスに負けないストレス耐性を上げてくれます。またピーマンには「ルテオリン」という成分があります。これにもストレスによって脳機能が低下していくの防ぐ作用がありますので、チンジャオロースは梅雨の時期に陥りがちな憂鬱な気持ちを防ぐのにとっても効果的なメニューなんです。

※本記事は「勝負メシ」に掲載の吉田たかよし先生動画より抜粋。
https://youtu.be/UfhN4f77FQg?t=198

≪吉田たかよしprofile≫
京都市出身。医学博士(東京大学大学院修了)。
受験を専門に扱う心療内科クリニック「本郷赤門前クリニック」院長。
学習カウンセリングのスペシャリストであり、
自身も灘中学受験を経て東京大学に合格した受験のスペシャリスト。