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子どもはいつも好奇心旺盛。「なぜ?」「どうして?」「教えて!」など、質問攻めにされる親も多いのではないでしょうか。しかし中には、答えに困る質問もあるのでは?子どもの答えにくい質問に対し、親はどのように対応すればよいかを考えてみましょう。

どう答える?答えにくい子どもの質問

答えにくい質問、親はどう答えている?

 子どもが成長するにつれて、親が思わず考え込んでしまうような質問を投げかけられることが増えるのではないでしょうか。例えば「性」「倫理・哲学的」などに関わる質問は、多くの親が答えにくさを感じているようです。左に親の声をまとめていますが、これらを見ると親の困っている様子が伝わってきます。
 悩ましいことではありますが、子どもが成長して様々な物の見方ができるようになったともいえます。子どもの好奇心を生かしてあげられるような対応をしたいものです。

子どもの問いを
真摯に聞くことが大切

 答えにくい質問に対して正解はなく、家庭の数だけ答え方があります。しかしどんな質問であっても意識したいのは、子どもの疑問にしっかり耳を傾け、はぐらかさないことです。例えば性的な問題について話し合うことを避けたい親は多いと思いますが、性犯罪に巻き込まれる子どもが増えている昨今、話をしないのはリスクになりかねません。また伝え方が難しい倫理・哲学的な問いについては、親が無理に答えを出さなくてもよいのです。それより子どもと親が一緒に考え、互いに意見を伝えあい、ともに考えを深めていくことが大切です。

 注意してほしいのは、親の意見に対して子どもが反論しても頭ごなしに否定せず、かつ親の意見を押し付けないことです。子どもと議論を重ねることで、答えにくい質問が親子により深いコミュニケーションをもたらすといえます。

私たち、こんな質問に困りました

多くの親が子どもからの答えにくい質問に対し、自身の答え方に不安を抱いているようです。親の声を挙げてみました。

  • 倫理・哲学的な質問
  • 人が生きる理由を聞かれたが、大人である自分自身も正解がわからないことを子どもに教える自信がない。答えるにしてもわかりやすく伝えられない。[小4男子・父]

  • 性的な質問
  • 同性愛カップルに関する質問に対し、偏見を持たせない答え方がわからなかった。また性的な知識をどこまで教えればいいのか困った。[小5女子・母]

  • その他
  • 友達といるより1人が好きな娘に「友達と一緒にいないとダメ?」と聞かれた。「一緒に遊びたいときだけ遊んだら?」と答えたが、それでよかったのか不安。[小6女子・母]

    どうして勉強しないといけないのかという問いに「自分の可能性を広げるため」と返答。漠然としすぎていて理解できないのか「?」という顔をしていた。[小5男子・父]

    子どもの質問に答えるとき親が意識したいこと

    1.子どもの意見や思いをしっかり聞く
    2.無理に答えを出すより、一緒に考える
    3.子どもの意見をむやみに否定しない

次回は、実践的な答え方「ここがポイント!  返答に困る子どもの質問への答え方」を紹介します