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日本ではどんなものがたくさん作られているの?

 第二次世界大戦が終わってからの日本では、鉄を材料に自動車や船、電化製品やコンピューターなどを作る、機械工業がさかんになったんだ。日本が作っているすべての製品のうち、約半分が機械工業製品だよ。

 特にすごいのは自動車。現在、日本が1年間に作る自動車の数は、世界でもトップクラスの多さなんだ。1980年代には、世界1位になったこともあるんだから! ちなみに、2016年現在、1年間に輸出する自動車の台数が一番多い国は日本だよ。

 機械工業の発展は、人々の生活を変えたんだ。洗たく機やそうじ機、テレビはくらしを便利にしたし、自動車や新幹線、航空機の登場で、日本人はいろんな場所に行けるようになった。これからもたくさんのものが作られて、たくさんの変化が起こるんだろうね。

これから注目の工業製品は何?

 近年、すごいスピードで発展しているのが、最先端の技術を使った電子工業だ。作っているのは、ICなどの電子部品。ICとは、たくさんの情報を記憶したり処理したりできる、板の形をした小さい部品のこと。たくさんの電気回路が一つにまとめられているのが特ちょうだ。見たことがないって? いやいや、実はパソコンなど、身近なものに使われておるのだ。

 日本の産業を支えている、中心的な品物のことを、産業の米というのだが、現在はICが産業の米と呼ばれておるようだな。

 より小さく軽いパソコンにスマートフォン、家庭用ロボット……電子工業の可能性は無限大だ!

ほかにも作っているものはあるの?

 日本のものづくり、つまり工業は、大きく二つに分かれておる。一つは、金属や石油など、大きな設備で重量の大きい製品を作る重化学工業。もう一つは、日常的に使われる軽いものを作る軽工業だ。先ど説明した機械工業は、鉄が主な材料になるため、重化学工業にふくまれる。

 重化学工業にはほかに、金属製品を作る金属工業、石油を使ってゴムやプラスチック、化学せんい(布の材料になる人工的な素材で作られたひもや糸)を作る化学工業がある。

 一方、軽工業と呼ばれるのは、布などの織物を作るせんい工業と、野菜や肉、魚などの食べ物を調理・加工する食料品工業、ねんどなどでセメントや陶磁器を作るよう業などだな。