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大阪府大阪市 四天王寺中学校・高等学校 社会科教諭 山本富生

世界にはさまざまな教えがあります。世界の三大宗教といわれる、ゴータマの「仏教」やイエスの「キリスト教」、ムハンマドの「イスラム教」、その他にもインドで活躍したヴァルダマーナの「ジャイナ教」など、たくさんの教えがあります。
この教えのほとんどに共通していることに、「手を合わせる」ことがあります。「手を合わせる」という行為は、「相手を平和的に受け入れる」ことでもあるのです。
東南アジアの国では,手を合わせて「あいさつ」をする国がたくさんあります。それは,相手を敬い、尊く思うということなのです。

みなさんは友だちや先生に「おはよう」、「おはようございます」とあいさつをするときに、頭を少し下げるでしょ?インドやネパールであいさつをするときは、「ナマステ」といいますが,そのときに、手を合わせて頭を少し下げます。「ナマス」とは,「頭を下げる」とか「尊敬する」とか「帰依する※1」という意味もあるそうですよ。「テ」は「あなた」とか「相手」という意味があります。だから,私たちは相手に「あいさつ」をするときは、知らず知らずのうちに、相手を思い、相手を敬って「あいさつ」しているのです。その気持ちが相手に伝わるからこそ、お互いが笑顔になるのです。

世界のあいさつ。「こんにちは」、「안녕하세요」、「你好」、「buon giorno」、「hello」、「Bonjour」などなど。これから国際的なつながりが今以上に必要となってきます。そしてこれからを生きる私たちが全世界規模で地球のことについて考えなければならない時代になります。さまざまな国の人たちと話す機会が増えてきますよ。
学校で世界の「あいさつ」を調べてみてはどうでしょう…。

※1「帰依」…「きえ」とよみます。こころの支えにすること。