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待ちに待った、夏休み!
長いお休みの中で、「何をして遊ぶのか」「どこに行くのか」を考えるだけでも楽しくなりますね。
どんなこともよい経験になるはずです。
暑さに負けずに外へ飛び出してみましょう!

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八月は葉月

今の暦では、「八月」といわれるこの月ですが、昔の暦では、「八月」のことを「葉月」といいました。暦とは、時間の流れを年・月・週・日といった単位にあてはめて目に見えるようにした「日読み」が「かよみ」⇒「こよみ」と変化しました。

ところで、どうして八月を「葉月」というのでしょうか。
成り立ちには様々な説があるようですが、「葉の色が変わり落ちる月」だから「葉月」となったとする説が今では有力なようです。
しかし、八月に「葉が落ちる」というのは、今の日本の季節感とは合わないと思いませんか。
実は、今の暦と昔の暦が少しずれているのです。昔は八月ごろというと、秋の初めごろだったのです。
現代の秋でも落ち葉が地面に降り積もる光景はよく見られますね。
だから、昔の暦の考え方では、「葉月」は、ぴったりの言葉だったのです。

「お盆」ってなにするの?

八月といえば、「お盆」という行事の名前もよく耳にしませんか。
「お盆」とは、夏に行われる先祖をまつる行事のことをいいます。行われるのは、今の暦では八月十五日が一般的ですが、これも昔の暦では、七月十五日に行われていました。

では「お盆」には、何をするのでしょうか。
「先祖の霊をまつる」ためには、先祖の霊にお家に戻ってきてもらわなければなりません。そのために、十五日ではなく、十三日の夕方から盆提灯をともし、庭先に迎え火として麻幹(おがら)を焚きます。こうすることで、先祖の霊は迷うことなくお家に戻ってくることができます。

お家に戻ってきた霊は、十四日と十五日の二日間、お家にとどまります。
霊の姿は見えませんが、一緒にご飯を食べたりお話を聞いたりして、先祖の霊はお家で楽しい時間を過ごしていますよ。

そして、十六日の夜、先祖の霊たちは自分たちの世界へ帰ります。このときは、送り火をたいて霊を送り出します。
その送り火ですが、とても有名なものは、京都で毎年の夏に行われる「大文字焼き」です。これは、正式には「五山の送り火」といいます。

姿が見えなくても先祖の霊たちはきっとみんなの健康と幸福を願って、みんなにさようならをしてくれているでしょう。

今までは、なんとなく楽しく過ごしてきた夏休みですが、お盆は、自分たちの先祖のことを思って家族と一緒に過ごしてくださいね。