宿題をしない子どもにイライラする毎日から抜け出すには?

宿題をしようとしません。どうすればいいですか。
相談者:浜学園の新小2生の保護者の方
前提として、小学校低学年のお子さまにとって、自ら計画を立てて宿題をするということは簡単ではありません。こちら側からお子様の計画を後押しすることも必要になってくるでしょう。
勉強は、「わかった!」という実感が「楽しみ」に変化します。ですから、「わかるから、楽しい!」とお子様が感じられるような、モチベーションがアップするような環境づくりを心がけてください。
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そこで、宿題に手をつけない理由をお子様に直接たずねてください。授業内容が理解できていないのか、宿題を面倒くさがっているのか、など、その理由を確かめたうえで対処法を考えるとよいでしょう。まず、授業内容が理解できていない場合は、「やってもできない」とお子様が思い込む前に、先生に早急に相談してください。
次に、宿題を面倒だと感じているようであれば、宿題をあえてやらせないのもひとつです。テストで点が取れない、先生に怒られる、だが宿題をやればテストで点が取れる、宿題をすれば褒められるなどの経験を通して、宿題の大切さを自覚させていくのです。
ポイントはお子様が宿題に取り組むとき、「あなたのことは見ているのよ」とわかる距離感で接するとよいでしょう。
お子様は、宿題をする自分に関心を持ってくれることを喜び、宿題を頑張る気になります。
さらに、宿題をしているときにとにかく褒めてください。
ついつい、お子様が宿題をしないことに対し、保護者として感情的になってしまいますが、そこはグッとこらえ、褒められるところをさがしてください。
「字がきれいに書けたね」「計算がはやかったね」「そんなことを知っているんだね」というように。
子どもは、褒められることが本当に好きで、褒められれば「自分はできる!もっと頑張る!」とモチベーションがアップし、自然と宿題に取り組むようになっていくでしょう。
進学教室浜学園 低学年プロジェクト