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低学年のうちは、机に座る学習習慣をつくるのが一つの目標です。
秋からは自分から勉強に取り組めるようになっていくための準備をしていきましょう。

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とはいえ、運動会・遠足・音楽会など行事も多く、学校によっては秋休みがあるところもあります。体力的にも厳しいこの時期にあまりプレッシャーを与えすぎると、自己否定感を持ってしまったり、ひいては高学年でのバテにつながることになりかねません。
夏までにいい成績が出なかったから秋以降にはしっかりがんばらせよう、と漢字ドリルや知識系のものを詰めこみ過ぎて、国語が嫌いになってしまう子もいるのです。

意識すべきは量より質

対策としては、「量より質」を意識して、ポイントをしぼることです。
小さなことで構いません。「今日はこの一枚、きれいな字で書いてみよう」といった約束をして、それだけは守るよう声かけをしてあげてください。
行事の練習など負担がかかっているなと思ったら、勉強量は普段の8割程度の目標で設定してください。できないを積み重ねるより、一区切りついて子どもに余裕が出てきたときに多めにやらせるようにするとよいでしょう。

うちの子すでに国語が嫌いになってる…

今からでも大丈夫。苦手意識を持っているところを、些細なことでもほめるということを忘れず、丁寧にフォローしてあげましょう。
低学年のうちは、弱点に気づけるのは大人だけです。復習テストの間違いをみて、いつも漢字間違いをしているなとか、説明文が読み取れてないな、物語が苦手だなということを見つけてあげましょう。

秋だからできること

最近の子は旬のものを知らないことが増えてきています。ハウス栽培や、春夏秋冬の行事ごとを省略するご家庭も増えているからです。
こういうことは、詩・短歌・俳句といった単元の素養となりますので、知っていると知らないでは大きな違いがでてきます。秋は収穫物・行事などそういうものを感じやすい季節です。読解力・語彙力につながっていると意識して、低学年のうちから食卓にのぼるものを話題にしたり、ニュースで見たら補足するなど、折にふれて教えてあげるとよいでしょう。

また、秋はどの教科でも重要な単元が出てくる時期です。でも2学期は長いので、中だるみしがちです。10月末から11月頃にかけて、9月にできていた学習習慣が抜けてしまったりするのです。親が気を引きしめて、毎朝していた漢字○分○ページといったルーティンを見直してやめないようにする、もしくは復活させるようにしましょう。
子どもがだらけているな、と思ったらまず親の意識から仕切り直してみてくださいね。

2学期はその学年の中核です。上手に子どもをのせてあげて、楽しく実りある秋を過ごしてください。