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兵庫県にある報徳学園中学校で行われた、語学研修の様子が届きました。
中学受験を漠然と意識しだした皆さんも、まさに志望校に向けて勉強中の受験生の方も、中学校の生活をのぞいてみてくださいね。

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フィリピンでは、公用語はフィリピン語(タガログ語)ですが、セブ島ではセブアノ語を話します。
島国であるがゆえに、各島の言葉が違い、英語が共通語として使用されています。フィリピンはアジアの中でも英語通用度の高い国で、英語人口は世界3位だそうです。
小学生からほとんどの授業を英語で受けますし、テレビを見ても、英語の番組が半分以上あり、標識などはすべて英語です。

そのような国へⅡ進コースの4年生(高校1年生)は、英語の勉強をしに行きました。

授業は、朝8:00から始まり17:00に終了します。4時間はマンツーマンレッスン、3時間はグループレッスンです。
その後、18:00から20:30まで自習をしました。2週間毎日同じ時間に同じ先生が教えてくれ、合計7人の先生に習うというスタイルで行われました。

生徒たちは、はじめは緊張していましたが、フィリピン人の国民性である明るくフレンドリーな対応で教えて頂き、楽しく勉強をしてくれていました。また、Yes Noで答えるだけでなく、「なぜそう思うのか?」と質問してくるスタイルですので、自分の意見をしっかり言わないといけません。
日本人は、なかなか自分の意見を言う事が苦手ですが、2週間そのようなスタイルの授業を続けて頂くと、生徒たちは積極的に自分の考えを言えるようになっていきました。


授業の様子

研修の最後にスピーチコンテストや挨拶があり、観客が大勢いる中、生徒たちが堂々と英語でスピーチをしてる姿を見ると、英語力だけでなく人間的にも大きく成長をしてくれたことを感じました。

今回の研修は、英語の勉強だけでなく様々な体験をしました。

孤児院へ訪問したり、ストリートチルドレンに「お金欲しい」と声をかけられたりしました。
フィリピンは、国内総生産7%アップと経済成長が著しいですが、その裏側で、1日100円以下での生活を強いられている貧困層が全人口の40%にも上っており、大きな貧困問題を抱えています。日本とは比べ物にならないくらいの格差社会について考えさせられる機会を持ちました。


孤児院での交流

カオハガン島という小さな離島へも行きました。その島に住む「何もなくて豊かな島」著者の崎山克彦さんのお話しを聞きました。その方は、島を買い島民たちの文化や生活を尊重しつつ、教育や医療を整備する手助けをされています。「本当の幸せとは何か」ということを教えてもらったような気がします。


カオハガン島

医学大学訪問も行いました。その大学でフィリピンの歴史研究の教授から講義を受けました。分かりやすい英語で話して頂き、日本で事前学習を行っていたこともあり、生徒たちは、講義内容を理解することが出来たようです。
また、医学大学の施設見学もさせて頂きました。外国での大学見学はなかなか出来ないことで、日本の大学だけにこだわらず世界の大学に目を向けてもらえる一つのいい機会であったと思います。


医療大学訪問の様子

市内観光もしました。カルボン市場、マゼランクロス、サントニーニョ教会、サンペトロ要塞を訪れ、よりいっそう深くフィリピンの文化や歴史を勉強することが出来ました。
いろいろなフィリピンに触れることができ、充実した生活ができました。
この経験は、今後の人生に必ず役に立つことがあると思います。

公開日:2017年7月21日