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長文読解の基本は「直し」です。
ただ「直し」というのは「もう一度やる」ことではありません。そこは保護者の方が理解しておいてください。

まず、文章を読んで問題を解いたら必ず設問にもどって書いた答えを読み直す、という習慣をつけましょう。
傍線部の理由を答える問題なら、傍線にきちんとつながるか、といったことです。

そういうところを普段からみておくとお子様の言葉のもれなどがなくなっていきます。
子どもたちの記述で一番もれが多く減点されやすいのは、「てにをは」の使い方と合わせて、「誰が」「何を」という言葉が抜けているところです。
複数の人物が出てきてその人物を明示しないといけないときにそれが抜けていると減点対象になってしまいます。

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それから、家庭学習で本人が間違ったときに、模範解答をもとにこの問題はこういうことだったんだなという風に噛み砕く、つまりやわらかくする練習をしていってください。
それが直しです。

記号選択だったら選んだ答えと模範解答とは何が違ったのか、なぜ選んではいけないのか、ということを確認するのが直しなんです。

そんなことやっていたら時間がいくらあって足りない気がするかもしれませんね。
ですので直しの時間も決めてください。

全部直さなくても良いのです。

「今回は記述問題で間違ったものを中心にやろう、あとは解説を見るだけにしよう。次回は選択問題で間違ったものに10分間ちゃんと時間をかけよう」といった風にやっていくとよいでしょう。

この「直し」を続けることで確実に読解力が上がっていきます。

国語の長文読解虎の巻、3回にわけてお送りしましたが、取り入れやすいと思ったものから実践してみてくださいね。
日常生活の中でいろいろな文献に触れることやご家庭での会話を意識すると、ますます効果的ですよ。