中学受験で圧倒的合格者数【浜学園】
偏差値アップで「中学受験でわらう」子供を増やす。

【Webサイト】今年度より塾生全員に非認知スキル教育を提供!
【対談記事】浜学園が「非認知能力」に注目する理由

役に立つ!中学受験情報なら

中学受験ニュース

国語の中で長文読解を苦手とされているお子様は多いと思います。
今回は、長文読解の攻略法を3回に分けてお伝えしていきます。

ではひとつめ、問題文の読み方からご説明しましょう。

もっと読む
時間設定を設ける

まず長文読解をする場合は、必ず時間設定を設けてください。
学年にもよりますが、20分から25分を目安としてください。
お子様の国語力に合わせて調節してくださって結構ですが、終わるまでさせるということは絶対にしないでください。

なぜかというと、国語の場合は算数のように段階を追って解いていく問題だけではありませんので、時間内で全問に目を通す習慣をつけさせることが得点につながっていくからです。
解く順番はにこだわる必要はないので、この時間内に全問にとりくみなさいと伝えてあげてください。

具体的なやり方としては、まず文章をざっと全体的に読んで、物語文なら人物を中心にあらすじをとらえます。

説明文なら筆者の意見を中心に全体的な流れをとらえましょう。
具体的な例などにとらわれないようにしてください。

そしてその後に問題を見て、初めて細かく読んでいきます。
このようなやり方をすることで、テストの場でも最終的な入試の場でも優先順位を決めて解く力がついてきます。

「問題を先に読む」は要注意

先に設問に目を通しましょう、と書いた参考書などがありますね。
これは絶対的な間違いではありません。

ところが、子どもにそう言うと何分も問題だけを見ている姿が見られます。
その後はじめて文章を読んでいるのですが、そのときにはきっと何を聞かれていたかは忘れているに決まっています(笑)。

だから、「問題を先に読む」、というのは「問題をちらっと確認する」程度にしてください。
段落分けの問題や誤った表現を訂正するような問題もありますので、そのとき最初から全体を読み直す必要がなくなり、スムーズに問題が解けますので有効な方法となります。
あくまでも全体の流れをつかんでいく、という形で捉えてくださいね。

⇒長文読解虎の巻②につづく