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「早いうちに書かせなきゃ」「うちの子書くのが苦手」・・・などなど夏休みの風物詩(?)読書感想文を負担に感じている方、ぜひお読みください。
お子様も、「書くのめんどくさいなぁ」「何からしたらいいんだろう」と戸惑って後回しにしているうちに夏休みも終わりかけ・・・・・・なんてパターンは避けたいですよね!

今回は読書感想文が書きやすくなる方法についてお伝えします。この夏は読書感想文を楽しく仕上げてしまいましょう。

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①ただ読むのではもったいない!~印をつける

まずは読書です。ただ読むだけではもったいないですよ。
印象的な場面に付箋メモをペタペタ貼りながら読んでみましょう。

図書館で借りた本は返却しますから、貼っても綺麗にはがせる付箋メモが役立ちます。
悲しいならブルー、嬉しいならピンクといった具合に色分けするのも面白いです。付箋メモに「不思議」「びっくり」などと書き込んでもいいですね。

購入した本であれば鉛筆で丸をしたり線を引いたりしても見やすくなります。
そして、再度メモや印をつけた場面を読み直して、感想文のイメージをふくらませましょう。

②構成のキモ~ブロック作り

いきなり書き始める前に、文章の骨組みを決めます。
ここで先ほど貼った付箋が役に立ちます。

本に貼った付箋メモを参考にしながらブロックを作っていくのです。
ブロックとは、小さめの紙にある場面についての感想を書く・・・・・・そのくり返しで、何枚かの紙に分けてメモをとったものです。

・その本を選んだ理由
・簡単なあらすじやあらましの紹介
・心に残った場面
・読んでから変わった考え
・読者の自分が感じた、作者が伝えたい思い

なども加えると、メモが増やせます。

これらのメモを文章のブロックとして使います。
字数が足りなければ後で書き加えることも可能です。

では、用意したブロックを使って、これから書く順番を考えてみましょう。
複数の紙に、一場面ずつメモしたり感想を書いたりしてあるので、格段に考えやすいはずです。
カードのようにブロックの紙をいろいろ並びかえて納得のいく順番で段落をまとめていきましょう。

③あとは書くだけ!~仕上げのコツ

それでは、全体をつなげていきましょう。
先ほど組み立てたブロックをもとに、下書きをします。
書き終えたら必ず読み直しをしてください。音読することで、くり返しの多さや表現のリズムなど、直したくなるところがでてくるかもしれません。

次はいよいよ清書です。
誤字や脱字、部分的な書き忘れなどのミスがないよう、読み直しながら注意深く仕上げましょう。
完成したら、ご家族の皆さんの前でお子様に発表してもらう機会があってもいいですね。

いかがでしたでしょうか。
子どもたちの活字離れが進み、読書をする機会が減っている今、読書感想文は本に親しむいいチャンスとも言えます。今年の夏は、「書きなさい」と言うだけではなく、読書感想文をきっかけに親子で読書を楽しんでみてくださいね!