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抜き出し問題で、どこが答えかはしっかりみつけているのに、そそっかしくて写し間違えます。どのようにすればこのようなミスをしない集中力のある子どもになるのでしょうか。
相談者:浜学園の小3男子生の保護者の方

算数の計算間違いでもそうですが、ミスをケアレスで片付けていると、次の模擬試験まで具体的な方策は何も取らず、当日になって初めて「今日は、前のようなミスをしないように集中してやるのよ」と言うだけで終わってしまいます。

これでは当然、同じことの繰り返しになります。
ミスをすることに気づいたその日から何かを始めなければなりません。

さて、答えの場所がわかっているのに写し間違えるというようなミスはなぜ起こるのでしょうか。

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本文にしるしをつける

たとえば、抜き出し問題の答えが「公園で採ってきたセミ」だとしましょう。
これを「公園でとってきたせみ」とすると「採って」と「とって」、「セミ」と「せみ」が違いますので減点または×にされます。
問題文の中から、その部分をみつけ、解答用紙に書き写すとき、「どんな漢字だったかな?それともひらがなだったかな?」と思ったとき、本文を見直します。
そのとき、パッと見つからなかったら、「まあいいや」となってこのミスが生じます。

したがって、「どうだったかな」と思ったときに「パッと見つかる」ようにしなければなりません。答えが見つかったら本文中にしるしをつけるようにしましょう。
そして、もう一工夫。
印をつけた行の上の余白に問題番号を書いておけば完璧です。

次から、子どもがこのようなミスをした時、本文中の答えをみつけた場所に記(破線や「」)がつけられているかどうか確認してみてください。
国語は本文の中に答えがある科目です。
間違えたときの見直しでは、答えの場所があっていたか間違っていたかを確認するのが最も大切な作業です。
高学年になっても解答の場所に「」がつけられていないということは、おそらくその見直しがなされていないと思われます。
「」をつける習慣は、ケアレスミスをなくすというより、もっとも根本的に国語の成績アップに役立ちます。