中学受験で圧倒的合格者数【浜学園】
偏差値アップで「中学受験でわらう」子供を増やす。

【Webサイト】今年度より塾生全員に非認知スキル教育を提供!
【対談記事】浜学園が「非認知能力」に注目する理由

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息子3人が全員、日本で最難関といわれる「灘」「東大理Ⅲ」に合格したことにより、「ゴッドマザー」として有名になった佐藤亮子さん。(編集部注:2017年春長女も東大理Ⅲに見事合格されました。おめでとうございます!)
徹底したリサーチと効率最優先のメソッド、そして子どもへの愛情をもって子どもたちを合格に導いた佐藤さんを見て、「ぜひ、我が家でも!」と思った方も多いのではないでしょうか。

今回は、保護者の方からよく出る質問を中心に、カリスママザー・佐藤さん流の子育てポイントを語っていただきました。全8回でお送りします。もしもご家庭に合いそうなテクニックがあれば、参考になさってください。


【「上の子の勉強を、下の子が邪魔する……」そんなときどうする?】

きょうだいが多いと、どうしてもお悩みにのぼってくるのが、「上の子が勉強しているとき、下の子にかまってあげられない」「下の子が勉強の邪魔をしてしまい、上の子が集中できない」という問題。
息子さん3人、娘さん1人を育て上げた佐藤さんの家では、いったいどのように対処していたのでしょうか。教えていただきました。

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【きょうだい全員が、「せーの!」で同時スタート】

そうですね、うちは、上の2人が年子だったというのもあって、年が近いからやりやすかったというのはあると思います。
それでも、たとえば上の子が勉強している間は、下の子にも勉強をさせたらいいんですよ。

勉強といっても、一番下の子がまだ小さいなら、その子がやるのは折り紙でも、えんぴつのトレーニングでもいいんです。もちろん勉強時間は上の子の方が長くなりますが、とにかく「せーの!」で一緒に始めればいいんです。

一緒に勉強をすることで、「勉強は大切なことなんだな、お兄ちゃん・お姉ちゃんがやってることは、まじめなことなんだな」というのがなんとなく分かるようになると思います。
そうなると、「邪魔しないでおいてあげよう」という風になってくる。

勉強の大切さを、きょうだい全員に理解させることができるわけです。それだけでなく、下の子の方も、「きちんと机につく」習慣が身につきます。
とにかく、「一緒に勉強をする」というのがポイントでしょうね。

【同じものを「同時に」買い与える】

小学校3年生くらいになって、長男に辞書を買ってあげたりするじゃないですか。そうすると、下の子も興味を持って、欲しがったりしますよね。子どもは珍しいものが大好きですから。
そういうときは、なるべく同じものを「同時に」買ってあげればいいんじゃないかと思います。確かにお金はかかりますが、名前を書いて「はい」と渡しておけば、取り合いにもならないんですよ。