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引っ込み思案タイプの特徴は、「授業中、わからないところがあっても先生に聞きに行けない」「解き方がわからない問題にであうと、まったく手を動かせない」「応用力やヒラメキに乏しく思える」といったものです。外から見ると「ガッツがない」ようにも見えてしまうので、心配になる保護者の方も多いようです。

しかし、実は「伸びしろ」が一番大きいのはこのタイプ。意地をはることが少ないので、素直に知識を吸収していくことができます。「自分にわかること、できることなら頑張れる」という強みがあるので、“授業を聞く→復習をする→自信をつける”という流れを繰り返す、学習塾などでの受験勉強にはピッタリなのです。

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そんな引っ込み思案タイプの弱点は、やはり「自信のなさ」。不安な状態でテストを受けてしまうと、本来の力が発揮できなくなってしまいます。自信のない子どもは、難しい問題を前にしたとき「どうせ、間違っているし……」とひるんでしまい、手を出せなくなってしまいがちです。そればかりか、「無駄な勉強をさせられている」とさえ思う子どもも。これでは、成績アップは見込めません。

では、引っ込み思案タイプの子どもには、どうやって自信をつけさせればいいのでしょうか。おすすめの勉強方法は以下の2つです。

復習テストでしっかり点をとる

「復習テスト」とは、その名の通り、すでに勉強した内容についてのテストです。学習塾では、先週に行った内容の復習テストを毎週実施しているところもあります。
こういったテストは、出る問題がある程度はっきりしていますし、復習をしっかりしていれば必ず解ける問題ばかりです。このような復習テストでしっかりと点数をとっていくことで、子どもに自信をつけさせることができます。

難問集をつくる

「難問集」とは、模擬試験で解けなかった問題をノートに貼った、オリジナルの問題集です。模擬試験の中には、解こうとしても、問題の意味すらわからないような難問も含まれています。こういった問題をストックし、夏休みや冬休みといった長期休みの間に、少しずつ取り組んでみるのです。
はじめはやはりわからないかもしれませんが、時期が進み、受験直前ごろになってくると、「あれっ?解けるぞ!」という問題が出てくるはずです。「以前はまったく意味がわからなかった問題を、今では解くことができた!」という経験は、子どもにとってこの上ない自信につながります。1問だけでもいいので、「難問を克服した」という経験をぜひお子さまにさせてあげてください。

不安に思う保護者も多い、引っ込み思案タイプ。しかし、その真面目さと堅実さは、受験勉強にはプラスに働くことも多いはずです。学習塾では多くの場合、受験に向かってしっかりとしたカリキュラムが組まれています。真面目さを生かし、カリキュラムについていけば、着実に力をつけていくことができるはず。
「あなたの真面目さは、素晴らしい長所だよ!」という声かけも忘れずに、子どものよさをしっかり活かしてあげてください。

目標設定と志望校選びのポイント

先生や保護者の言うことをよく聞いて、堅実に取り組める引っ込み思案タイプ。模擬試験では、「一番よい偏差値が目標を超える」ことを目標にして、得意な科目をより伸ばし、得点源にしていけるようにしましょう。
また、志望校選びでは、あまり高すぎるランクを目指すのよりも、「少し余裕のある学校」を設定するようにすると、子どもも安心して受験勉強に取り組めるでしょう。