【中学受験】反抗期の子どもに、どう声かけすればいいですか?…浜学園学園長が答えます!
絶賛、反抗期なのか、何を言っても「うるさい」と言われこちらもイライラしてしまいます。受験まであと1年しかないのに不安です。
多くの家庭で抱えやすい悩みです
きっと、このご質問をお送りくださった方以外の保護者の方々も、ドキッとされたのではないでしょうか?
同じようなことが、もしかしたら毎晩、あらゆるご家庭で起きているような気がします。もちろん、それぞれのお家の事情や、お子さんの様子などの違いはあると思います。
年齢により変化する親子の関わり方
きっと子どもが幼稚園くらいの時は、いろいろなことを保護者が引っ張っていましたよね。全てにおいて、ある程度保護者が決めて、保護者の言うとおりに子どもが動く・・・ということから子育てを始めてきたと思います。
例えば保護者が「道路を走って飛び出してはいけないから止まりなさい」と言えば、小さい時の子どもは止まっていたでしょう。このようなことを、子育てではずっと続けていくのです。しかし例えば20歳を超えても、そのようなことを続けるということはあり得ませんよね。20歳を超える大学生の子どもに保護者が「道路を飛び出してはダメ」なんて言っていたら、おかしいですよね。
そう考えると、幼稚園くらいの頃から10年ほどの間で、保護者と子どもとの関わりは変わるということが、わかりますね。
きっと今、イライラしてしまう、あるいは反抗期とおっしゃっている方は、どこかまだ保護者が理想とする姿に我が子を引っ張っていこう・引っ張ってあげなければ・・・と、ついつい思ってしまっているのではないでしょうか。
しかし、それは違います。
中学受験では、最終的に保護者は子どもの背中を押すことしかできない
中学受験の本当に難しい点は、学習内容よりも、子ども自身です。受験において、保護者は最初は引っ張っていく人です。そして一緒に歩いてあげたり走ってあげたりという伴走する人になりますが、最後の最後は、子どもの背中を押すことしかできないのです。
6年生の保護者の方によくお伝えするのは「最終的には塾の講師である私たちも、保護者の方も、入試当日は試験会場に入れません。最後は子どもを見送って、子ども自身が試験を受けるしかないのです」ということです。
そのためには、普段も自分でできる子どもにならないといけないのです。保護者が手取り足取り全てをカバーしてあげたり、道筋を先に作ってそこに子どもにはめ込み、そこから外れたら「言うことを聞かない」と叱ったりしていては、いけません。
子どもとの距離感に気をつける
人によって成長段階は違うので、いろいろだとは思いますが、たいてい最初は保護者が子どもに手本を見せなくてはならないでしょう。そこから一緒にやる。けれども全部を手取り足取り教えなくとも、子どもは保護者がやっている様子などを見て、やり方を真似るようになっていきます。
子どもには子どもの世界があるので、子どもなりに独自に歩き始めますが、当然、世の中のルールから外れた場合は保護者が叱らないといけません。
しかし5年生くらいで、保護者の方が勉強について自分の思ったような方法を押し付けようとした時に反抗され始めたと感じたら、それについては子どもをつつき過ぎないでほしいのです。叱るのは、例えば「時間を守らない」というようなことです。
第三者を頼ることも必要
しかし勉強のやり方といった今回のご質問にあるような点について子どもに何か言いたい場合、浜学園には「教育相談」という第三者である講師との相談の場がいつでもありますので、ぜひ申し込んでいただきたいです。
子どもにとって、実際に教えてもらっている先生から言われることが「一番聞かなくてはならないこと」ですから、勉強のやり方の面でお子さんに言いたいことがあれば、講師から子どもに伝えるという方法があります。
そのうち、ご家庭では社会のルールやお家のルールなどに違反したら叱るようにしていただきたいです。共同生活や社会生活をしているわけですから、叱らなくてはなりません。それは保護者の方のやらなくてはならないことです。
しかし勉強のことは、先ほど述べたように浜学園の先生に相談してください。ただ、どの先生に相談すればいいかとなった時は、例えば普段の子どもとの会話に名前の出てくる先生や好きな科目の先生などに頼んでみてください。その点については遠慮なさらなくてよいと思います。ただし、ひっきりなしに相談されると子どもも慣れてしまいます。ですから、ご質問にあるようなイライラがピークになりそうな時、爆発する手前のタイミングなどを選んでみてください。
最後は自分で歩けるようになる子どもでないと入試に勝てません。保護者があまりにも条件や環境を整えすぎたら最後は弱い子どもになってしまう・・・と思って接していただきたいです。そこは我慢も必要です。
社会や家庭でのルールなど𠮟るべき時は保護者が叱り、勉強については勉強に関わる立場の人から言われた方が子どもは素直に聞きます。一度、試してみてください。
まとめ
- 子どもの成長にともない、親子の距離感や関わり方を変える
- 入試当日に子どもが自分自身で頑張れるような関わり方をする
- 勉強については塾に相談することも取り入れる
※このコンテンツはYouTube【中学受験】進学教室浜学園チャンネル(https://youtu.be/yGJurQF0tiw?si=LyD9WtBHz22PN1ZY)を参考にまとめています。
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